【fukuen × Freada】服と、ヨリを戻そう。
2021/08/10
岡山県倉敷市児島のデニムブランドITONAMI(イトナミ)が主催する再生プロジェクト"fukuen"(フクエン)。
着なくなった洋服を、デニム製造に使われるインディゴ染料を用いて染め直しています。
アパレル産業の環境負荷を軽減する第一歩「生活者ひとりひとりが今持っている洋服をなるべく長く着用することで、過度な消費を抑える」ことを目的とした活動で、申し込みサイトを設け、日本中から募集しています。(https://ito-nami.com/products/fukuen)
古着やリメイクを扱うFreadaはこの活動に賛同し、Freadaが買い付けた古着の一部をインディゴ染めして再販売することにしました。
8月14日(土)より、FREAK'S STORE岡山で発売します。

FREAK'S STOREの倉庫で、保管されている古着の選定。長いあいだ売れなかった理由は色が奇抜で着にくかったり、
汚れがあるものが多いので、インディゴ染めにして生まれ変わらせます。

ポリエステルやポリウレタン、アクリルなどを多く含むと染色できないため、品質表示を確認します。

ずっと気になっていたこのシャツ。総シルクのピンクのシャツ。形は綺麗なのになぜか売れない...実はこれ、
総星柄!派手過ぎたのが着づらかったのかもしれません。
数週間後、ITONAMIの島田さんから送られてきた写真がこちら。

こんなに綺麗に染まるのですね!星柄が綺麗に残って嬉しいです。

そのほかのアイテムも綺麗に蘇りました。その一部をご紹介します。

真っ赤な身頃と襟のツートンカラーがレトロ感満載だったPOLO。混率によってこのように染め分かれるのが面白いですね。

夏っぽかったタイダイ染も落ち着いた色合いに。これだと秋に着やすいです。

色が鮮やかで着にくかったスウェットがいいインディゴ色に落ち着きました。ロゴは白いまま残って良かったです。

シルエットは現代的で良かったのですが色が明るすぎて眠っていた一品。
鮮やかなブルーも秋仕様に。

実はFreadaの夏のラップスカートも染めてみました! 混率によって染まる度合いが違うのが面白い。

こちらのデニムは大きな汚れがあるため、売れずに保管されていました。
新品のように生まれ変わりました。

こちらはヴィンテージの病院着。着こなすのに勇気がいる色合いでしたが、インディゴ染めすることで、とても素敵なセットアップになりました。
また、今回の協業を記念して、デニムの残反を利用したショルダーバッグを販売。

ポケットは、古いデニムからひとつひとつ手作業ではずしてリサイクルしています。
そのため、ボディもポケットも同じものはありません。
環境への負荷が大きいアパレル産業。
「すでに持っている洋服を長く着ること」「新しく作らず、すでにあるものをリメイクすること」。今回のイベントを皮切りに、ITONAMIとの活動を今後も続けていく予定です。
|開催期間|
8.14(土)~なくなり次第終了
|開催店舗|
FREAK'S STORE 岡山店
こんなご時世ですので、オンラインショッピングをご用意しております。
お店に来られないお客様もご購入可能です。
ぜひオンラインショッピングをご検討ください。
https://airrsv.net/freaksstoreokayama/calendar/
ITONAMI(イトナミ)とは
意志から始まるものづくりの力を信じて、 人・モノ・人の間を育むデニムブランド。
瀬戸内地域の工場と連携し、誇りの宿った製品を販売しています。
デニムで人・モノ・人の間を育む。
それが「ITONAMI」のものづくりへの姿勢です。
https://www.instagram.com/itonami_jp/?hl=ja