CALIFORNIA

TANNING FACTORY

2017/08/16

8月19日から始まる、レッドウィングのポップアップストア
フリークス渋谷に併設している、
オープンステゥデイオにて期間限定開催

フリークス別注ブーツやアーカイブ展示、
先にアメリカのレッドウィング本社を訪れた、
フリークス鹿島代表の撮り下ろし写真なども展示予定

レッドウィングやアメリカの懐を探るには、
もってこいの企画ではないだろうか

製造工場もスケールが大きかったが、
レッドウィングがかかえている、
革の鞣工場も、ものすごかった

100年以上の歴史を持つ鞣工場
工場の匂いも雰囲気も建物も、
何もかもがレジェンドな出で立ち

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革が製品になるまでの数々の工程、
巨大ドラム缶で一気に何日もかけて染める革

なによりも一枚一枚の革が大きいために、
働く男子はみな巨漢、貧弱な男子はお断りだ
まさにアメリカ!という大男たちが働く鞣工場は、
最高にかっこいい

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品質A品からB品まで、
しっかりとこだわりながら作業を行い、
不良品の革にも使い道があり、
一切の無駄を出さないこだわりぶり

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大男が手先の感覚のみで革のさ厚さを調整したり、
目で色を、状態を鼻で嗅ぎ分け、確かめる様には、
プロフェッショナルという言葉しか当てはまらない

幾度の工程を経てからの革を乾かす作業
こちらも豪快であり、吊るしの機械も巨大だ

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製品となった革をランダムに取り出し、
ラボにて品質管理をも、しっかりと行なっている
切り取った革を機械に取り付けての耐久検査

水に濡れた場合の革質の変化など、
酷使に耐えるブーツには必要なことなのだろう

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ブーツに歴史あり、足元に歴史あり
レッドウィングのポップアップストアで、
ブーツ魂を感じてみてはどうだろうか

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

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