CALIFORNIA

INTO THE WILD

2017/12/23

大昔にこのタイトルでコラムを書いた記憶がある
当時の僕にとってはなかなか衝撃的な映画だった

出来事の情報は知っていたが、
ショーンペン監督の情熱やパールジャムこと、
エディーの歌唱力に魅せられ、
ごく普通の流れのごとく、彼らの世界にのめり込んだ

人間が生きている間に体現しなければいけないこと、
わからないことはたくさんある
しかし、時間が足りないし、そう簡単に出来ることではない

この映画を鑑賞して、
すべての人々が賛同するとは思わないが、
僕は何かが自信の中で動いてしまった

いつかは行きたいね、近づきたいね、あの場所にと

デナリを終えて次の街、
タルキートナへ下る前に遅めのランチ
ヒーリーという小さな街に有名なレストランがある

49TH STATE BREWING CO

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文字通りにアラスカがアメリカ合衆国に、
1959年に49州目に昇格した州であることを示した店名

アンカレジとヒーリーの2店舗を運営し連日連夜、
地元民や観光客で大にぎわい
アラスカらしい内装や雰囲気があり、
ショップオリジナルの商品も並んでいる

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ヒーリーのレストランは、
そんなディープな物語があった場所のすぐ近くだ
そして映画で使用されたマジックバスのレプリカが、
レストランの敷地にて映画と主人公の歴史を伝えている

実際のマジックバスは、
いまだアラスカの深い原生林の中に、
ハンター達の休息所、緊急避難場所として鎮座している

もちろん僕は実際の場所までは行くことは出来ないが、
多少なりとも何かを感じ取ったことは確か

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同じ空の下に立てたこと、
この意味をしっかりと噛み締めて次へ進むのみ
大殺界の身の向こう2年に、何が起こるのか
楽しいみでならない

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

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