CALIFORNIA

KENAI PENINSULA

2018/04/26

アラスカ・デイトリッパーはスワード市を離れ、
キーナイ半島を横断して、キーナイ市へ向かう

半島を横断の際には、
サーモン釣りで有名なキーナイ川に沿って、
風光明媚な景色の中を走り抜けてゆく

ストップバイしたい場所ばかりだが、
まずはキーナイ市まで行き、その後に戻ってくる予定

キーナイ半島にはフィヨルド国立公園があり、
いわゆる氷河のメッカ
様々な名前と由来のある氷河があるようで、
氷河に深く削られた川や海はエメラルドグリーン

キーナイは小さな街だが、
古くからロシア人により商業が発展し、
毛皮、漁業などが盛んだったという
またアラスカ初の石油発見もあり、かなり栄えたらしい

市内到着してまず向かったのは中古衣料屋さん
本土でもお馴染みのサルベーションアーミー
古着仕入れではかかすことの出来ないスリフトショップ

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近年のトレンド、90年代ブームにのって、
古着バイヤーたちも盛んに地方のスリフトを廻っている
さすがにアラスカでは古着バイヤーには会わないだろうと、
早速仕入れを始める

アラスカチックな商品が多い割には、
基本は本土と同じ品揃え
くまなく探したがコレというものはなかった。。。

しかし鹿島代表はしっかりと実用性兼ねたアイテムを購入
アラスカにはNー3Bやダックベストは必需品です

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その後に有名なロシア教会を訪問
何かの理由で半分埋まってしまった古民家、
アラスカの内海を眺めながら歴史の重みを感じつつ、
ローカルな店を巡ってゆく


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そしてハンドクラフトなショップを発見
アラスカの木に彫刻を施すショップがあった
木から削り出してクマや魚を形取る彫刻
いかにも寒い地方にある気がするショップ

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ここは何がすごいというと、
敷地が小高い丘の上にあり、
ショップの裏側のベランダからは湿原が一望できること
ラッキーな時はカリブの大群に出会えるという

ローカルな人々と触れ合い、話を聞くこと
このフィーリングもデイトリッパーの醍醐味のひとつ
そしてロードサイドにもたくさんのヒント、
アイディア、宝物がある

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ネット情報、アマゾン.comによって手に入らないモノ、
コトがまったくない世界になっているけど、
それでも自身の目で見て触ることに勝ることはない、かなと

ロードサイドではモーテル、ガソリンスタンド、
お土産屋、レストラン、車、人、家、建築物、風景
内装外装、廃墟でもなんでもクールと感じた部分はすべて

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とくに文字のフォントや言い回し方、
その色使い!?というテイストがアメリカにはある
何故に!?という疑問が新しい発想を生み出してくれる

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アイディアいっぱい、夢いっぱい
けっこうオジさん旅な僕と鹿島代表のデイトリッパー
が、気持ちは間違いなく若い、はず!

今夜も適当にアラスカ"らしい"、宿を探しに、
キーナイ半島を横断しに戻ります

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

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