CALIFORNIA

NO VACANCY

2018/05/01

デイトリッパーはアラスカ、
キーナイ半島を来た道を戻りながら宿を探している

キーナイ市へ向かう山あい、
クーパーランディングという街がある
この辺りの風景や雰囲気が良かったので、
ここで宿を探すことになった

キーナイ川に沿って進む道には、
ちらほら宿や釣具店、ミニマーケット、レストランも
しかし基本は大自然の中であり、
静寂さと夕暮れのひんやりとした空気が漂っている

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河岸にて夕暮れとショットをとる
一緒に鹿島代表の写真も撮ってみる
本当に空気が澄み切っているので、写真も鮮やかだ

閉店間際の地元の釣具店にもより、
お土産や面白い物がないか検索する

僕は釣りは詳しくないので残念だけど、
好きな人にはたまらない場所なのだろうと、
毛針に指を引っ掛け流血しながら思いつつ、
釣具店に隣接していたロッジに宿情報を聞いてみる

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すると平日にもかかわらず満室だという
どこのロッジもキーナイ川のほとりに位置していて、
すぐにボートでフィッシングに出発可能

一抹の不安、今夜は宿取れるのかな!?

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釣具店を出て宿を探し始めるが、また寄り道
こちらはレストランとギフトショップ、
宿が隣接しており、看板のネオンや建物、
ボートなどの無造作感が素晴らしい

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アラスカ名物なのかどうのか
いたる建物の柱にコブのできた木を利用している

このコブは木が害虫から木がみを守る、
もしくは何かのストレスを木感じた時に、
このような立派なコブができるとだという
アートです、アラスカ自慢の!

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ここでも宿ありますかと聞いてみる
。。。。ソールドアウト

ちょっとヤバくなってきた
鹿島社長はここで泊まると決めたら泊まるオトコだ
妥協して他の街に行くことはない

別のロッジに寄り、宿の空きがあるかを尋ねる
尋ねる前にまたもやロッジの釣具店をチェック
もう焦っても仕方がない

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ここはパタゴニアを正規で取り扱っており、
ショップ兼ロッジを運営していた

気がつけばどこのショップも建物はログハウススタイル
ショップの雰囲気、
釣り具の雰囲気もすべて新鮮でありクール

何気ない陳列も勉強になる、
が、僕は宿のことで頭がいっぱい

そして、やはりここも宿は満室だった
ここに来るまでに何件も宿を断れているんだと伝えると、
近隣の友達に聞いてみると電話をしてくれた

この時点で夜の9時
東京の9時とアラスカの9時の意味合いは全く違う
早くしないとレストランも閉まる、いや閉まったかも

とにかく電話の連絡を待つのみ。。。
たのむよクーパーランディング

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

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