GLACIER ERA
2018/06/06アラスカ・デイトリッパー締めくくりは、やはり氷河
単純だけどアラスカといえば氷河だと
氷河とは何か、と調べてみる
山地では重力、平坦な陸地では氷の重さによって、
万年雪が圧縮されて出来る氷の塊だという
アラスカ地域だけに存在するわけではなく、
寒い地方の南米や北欧など、
世界各地に有名な氷河が点在するとのこと
アラスカではウィッターという小さな港町から、
氷河ツアーに参戦した
アラスカには氷河ツアーがたくさんあるので、
他の港町も含めて旅のプランに合わせると便利
ウィッターにたどり着くためには、
アラスカ鉄道と車の道路が一体化した、
トンネルを通過する必要がある
鉄道と共有なのでトンネルを越える時間を間違えると、
踏切が1時間も上がらないような状況になるという
またそのように寒く厳しいウィッターの街には、
大きな一つのマンションに、
街のほとんどの住人が住んでいるという
マンションには公園、売店、学校、体育館など、
一歩も外に出ずに生活ができるようにと、
施設が整っているらしい
厳しい自然の環境下で暮らす人々の知恵なのだろう
氷河ツアーは約5時間の旅
20箇所以上もの氷河を、
海上をクルザーで走りながら鑑賞、体感するツアー
まず最初に驚いたのは氷河ではなく、
クルーザーのスピード!
速いってもんじゃない、甲板から振り落とさせる勢い
海上ランチは鉄板のクラムチャウダー
船内は大きく広々でゆったり
船の操縦室も見学できたりと、メローな雰囲気
そして続々と目に入っている氷河たち
野生動物のアザラシや白頭鷲などもたくさんいる
博識がない私はふと思う
日中の気温が20度近い穏やかな夏のアラスカ
海の水は冷たいのかな!?
氷河は溶けないのかな!?
答え
もちろん海は冷たい
もちろん氷河は溶けている
気がつけば辺り一面は氷河の氷が海に浮いている
その氷の上でアザラシが漂流している
そして氷河は海に流れ落ちている
高速スピードでの氷河撮影は至難の技
鹿島代表もかなり四苦八苦
しかし体を張っての撮影は大好きなので問題なし
この時点で私の遠近感は麻痺
写真を撮っても自然の雄大さは表現できず、
ただただ目の前の氷河を眺めているだけ
ときおり海へ氷河崩れ落ちる、
ドゴゴゴゴーとの怒涛の響き
スローモーションのような崩れ方に、
ビルの何階の大きさです、
何メールと高さですと言われてもまったくピンとこない
氷河ブルーというかなんというか
肉眼で眺める氷河の色は本当に素晴らしく、
けしてマネ出来ないカラー自然色の風格と厳格さ
自然は生きている、地球は生きている
人間は自然や地球に生かされていると純粋に感じる瞬間
アメリカは広い、世界は深い、氷河はすごい
その先に何かへ
アラスカ・デイトリッパーの鹿島代表の撮りおろし写真
物産展はフリークス各店にて(不定期)、
見て触って感じることが出来ます
ぜひ異次元な世界へ踏み入ってみてくださいね
さぁ、まだまだ旅に出よう!
ではまた