CALIFORNIA

WALKING

2019/05/20

テキサス州マーファーの街には幹線道路が一本通り、
道沿いに30分も歩けば、大半の街の主要箇所にたどり着く

サンダバードホテルが自転車を借り出している理由もわかる
自転車優先道路はないので、
走るには危険かと思えば、
車があまり走っていないので安全とも言える!?

ホテルにチェックイン後の夕暮れ、
ディナーの前に辺りを散策をしてみる

夕暮れのアンニュイな時間、これが異様に街にマッチング
年老いたクリント・イーストーウッドが、
トラックを走らせるような映画のワンシーン
とてつもない時間の流れと空気感

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そして歩いて気がつく奇妙に感じるその1
道路が半端なくひび割れしている

何故にこんな割れ方しているのかわからない
住人に聞いてみようとしても人がいない

その2
車屋さんと廃車、廃墟が多すぎ
理由はなんとなく理解できる
アメリカの栄光と影が見え隠れしている

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ドライブシアターもそのひとつ
はっきり言って僕にはドライブシアターは憧れ
アメリカも知らない僕の少年期の記憶だ
映画がシネマと呼ばれていた時代に感じた強烈な光

同時期の僕のヒーロー、
ジャッキーチェーンの映画とは正反対であったが、
車内で女の子とラブラブで映画観賞する様は、
駄菓子屋のバーちゃんがアイドルだった僕には、鮮烈過ぎた

そんなドライブシアターはマーファにも当然ある
(ドライブシアターだと勝手に僕が思った場所)
めちゃくちゃ繁盛していたのだろう、今でも!
アメリカの風景はいつもどこでも被写体になり情処的ですね

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その3
毎回思うことが同じになってしますが、、、
いちいち店や道路のサインや標識が可愛い
フォントにセンスがありすぎ

外国人が漢字フォントに感動をおぼえるのと一緒
僕はアメリカのサインやフォントに刺激をおぼえる
街を歩き回ると宝物がザクザク

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太陽に焼け切った文字の色合いやくたびれ感
時代を反映したサインや標識には、
たくさんの意味と歴史が詰まっているのだろうね

気がつけば今宵のレストランの前まで歩いてきた
お腹もなっているし、噂以上なのかどうなのかトライです

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

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