Hawaiian
2019/07/17ALOHA
先住ハワイアンが
ハワイ州内にどれぐらいの人数、居住しているのかを考えてみたい
そもそも、日本に住んでいると純血や血統といったものに
あまり意識は向かないかもしれないが、
少しの間、お付き合いいただきたい
先住ハワイアン=いわゆる純血のハワイアンは
2010年実施の国勢調査による人種構成をみると
白人、日系、フィリピン系に次ぐ民族とされ
ハワイ州総人口の約5.9%
その数はおよそ8万人とされている
しかし、じつは純血の先住ハワイアンは極めて少ない
先住ハワイアンの定義は、1920年に合衆国議会が定めた
ハワイアン住宅委員会法(Hawaiian Homes Commission Act)において、
1778年のジェームズクック来航以前にハワイに居住していた
ハワイアンの血を50%以上保持している人々
とされていた
しかし、1978年のハワイ州憲法制定会議は
ハワイアン局 (Office of Hawaiian Affairs)を設立
「ハワイアン」の定義を
「1778年以前からハワイ諸島に居住していた民族のすべての子孫」と定義した。
これにより、ハワイアンは、
ハワイ先住民から50%以上という血統用件を削除し
対象が拡大したことになる
減少傾向にあるハワイアンではあるが、
こんな背景も知っておきたい事実
アロハを探す旅はまだまだ続く
ALOHA