Uncle Clyde
2019/11/14ALOHA
今年もいよいよこのシーズンだ。
これまで過去9回しか開催されていないサーフィンのビッグウェーブ・コンテスト。
今年からスポンサーも変わり、大会名も変更となった。
THE EDDIE AIKAU BIG WAVE INVITATIONAL
2019年12月1日から2020年2月29日までの期間で予定され
ノースショア・ワイメアベイで、20フィート以上の波が押し寄せたら実施される大会だ。
今年は女性サーファー4名も招待されている。
さて、大会を主宰するのはエディ・アイカウ財団。
その柱となるのが、エディの実の弟、クライド・アイカウである
2016年大会では、
最高齢にもかかわらず、大波に乗り派手なワイプアウトで肩を脱臼。
大怪我をしてしまった。
その治療に当たったのはアイカウ・ファミリーの一員でもあるA女史。
鹿島オーナーもお世話になっているゴッドハンドの持ち主だ。
かくいうアンクル・クライドも大怪我を負ったもののA女史の治療により快復。
その後すぐに現場復帰し、大会運営の陣頭指揮をとっていた。
そして、下の写真は別の日。
アンクル・クライドが早朝5時、ヘイアウで祈祷をしてくれたときのもの。
詳しいことは明かせないのだが、これはとても貴重な場面。
とても感動するシーンだった。
さて、今シーズンは、大会が開催できる大波は
ワイメア・ベイに押し寄せるだろうか。
ジョンジョン・フローレンス、ケリースレーターをはじめ、そうそうたる面々が集うこの大会。
12月5日には、安全祈願のセレモニーもノースで開催される。
滞在中の方はぜひ、ご覧いただきたい。
そして、下の写真。
2016年大会で実際に着用されたタッパーだ。
溺れないためのフローテーションやワイプアウト時の激しい衝撃を緩和させる
インパクト・プロテクション・クッションも備えた特注品。
クイックシルバーがスポンサーを降りてしまったため、今となっては超のつく貴重品だ。
怪我がないことを祈るばかりである。
ALOHA