CALIFORNIA

THE END AFTER 60 YEARS

2020/10/07

先日ファッションデザイナーKENZO氏が、
コロナ感染が原因によりお亡くなりになり、
そして今週はもう一つ悲しい出来事が起こった

創刊60年を誇るサーフィン雑誌、SURFER

コロナ禍により廃刊になるという話が飛び込んできた
実際にはまだ不確定なところはあるが、
現在の情報だとスタッフ全員解雇済みということらしい

サーファー雑誌の創始者はジョン・セバーソン
簡単に、誰!?と思うなかれ
映画"ビック・ウェンズデー"の原作者ですね

スクリーンショット 2020-10-06 10.43.19.png



ファッション界でも彼の名前を冠とした、
ハワイアンシャツなどが制作され、
サーファー、アーティスト、エディター、フィルムメーカー
ウォーターマンと数え切れない肩書きと功労がある

ロサンゼルス郊外のパサディナ出身であり、
もちろんサーフィン殿堂入りしている巨匠

スクリーンショット 2020-10-06 10.41.05.png

そんな歴史あるサーファー誌が廃刊の危機にあることは、
本当に残念で悲しい
Webでの存続などの視野もあると思うので、
是非、なんらかの形で新しい進化をして、
継続できることを願うばかり

サーファーはずっと昔から海や風、
地球の自然を感じなら生きている

僕らサーファーに出来ること、、、
サーファー誌が世に伝えたいことの継承ですね

"We're in this together"

スクリーンショット 2020-10-06 10.05.22.png

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

Column Archives