CALIFORNIA

VIVA AMERICA

2021/02/09

第55回スーパーボウル
終わってみれば、結構一方的な試合だったかな

史上初のホームスタジムでの優勝
タンパベイ・バッカニアーズが18季ぶり、
2度目のスーパーボウル制覇

スクリーンショット 2021-02-08 13.41.26.png

コロナ禍で厳重な体制で開催され、
入場者制限を行い、コロナ対策を行い、
約7,500人の医療従事者を無償で招待し、
労いと感謝の気持ちを表していた

スーパーボウルといえば、
30秒/約6億円の放送料のコマーシャル
今年はビール会社のバドワイザーを筆頭に、
多くの主力会社がコマーシャルを自粛

バドワイザーはコマーシャルにかかる費用を、
コロナと戦う医療関連へ寄付するとのこと

もう一つの恒例行事、ハーフタイムショー
今年はグラミー賞受賞者のザ・ウィークエンド
ポップでアップビートとR&B、
ソウルチックで聴きやすい歌声

スクリーンショット 2021-02-08 13.42.07.png

より良いパフォーマンスをするべく、
当初予算では満足できず、
さらに自身のポケットマネーで上積み
約8億円近く実費したパフォーマンスは、
スマートにみんなをハッピーにさせただろう

試合といえば、
新旧クォーターバック(QB)の戦いにみえた
大方の予想は若手スーパースター、
カンザスシティー・チーフスのQB、
パトリック・マホームズが優位

スクリーンショット 2021-02-08 13.42.25.png

若干25歳の若武者は昨年にチーフスと、
10年/540億円、
単純計算で年俸54億円
アメリカスポーツ史上最高額の契約を交わした

スクリーンショット 2021-02-08 13.41.50.png

先日メジャーリーグのLAドジャースが、
昨年の最優秀投手、
トレバー・バウアー(30歳)と巨大契約
3年/108億円、
今季年俸は42億円を交わしたばかり

スクリーンショット 2021-02-08 19.35.20.png

バウアーの契約もすごいはずなのに、
マホームズとは差がありすぎる
アメフトと野球はどちらが国技なのか!
金額的にはアメフトに軍配が上がるね

試合数が断然に少ない、
アメリカン・フットボールが、
何故にこんなに盛り上がりるのか!?

答え、、、アメリカだから

それでいいのでしょう

コロナ禍で経済活動が停滞、
みんな苦しい状況なのに、
何故こんなに大金で、
一人の選手を獲得するの!?

、、、アメリカだから

結局、優勝は現代の史上最高QBと言われる、
タンパベイ・バッカニアーズの、
トム・ブレディー(43歳)が価値をもぎ取り、
マホームズに世代交代をさせなかった

ブレディーは昨年まで約20年間プレーした、
ニューイングランド・ペイトリオッツを去り、
今季からバッカニアーズでプレイして、
いきなりのスーパーボウル制覇

というか、タッチダウンを奪ったコンビは、
みんな昨年までペイトリオッツで、
ブレディーとプレイして、
一緒にバッカニアーズへ移籍した選手たち

スクリーンショット 2021-02-08 13.42.57.png

タンパベイが勝ったというより、
結局ペイトリオッツにやられた!?
みたいな気持ちにも僕はなったかな

スクリーンショット 2021-02-08 14.12.33.png

奥さんがスーパーモデルだから優勝したのか
それは関係ないとジゼルさんは言うでしょう
ちなみに彼女がブレイクしたのは、
90年代後半の天才奇才のもと、
アレキサンダー・マックィーンのショー

とにかく、コロナ禍でありながらも、
アメリカのシンボル的なスポーツは開催し、
アメリカはコロナに負けないという、
強いメッセージを世の中に送る。。。

その役割は果たしてくれた、と願います

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

Column Archives