CALIFORNIA

SUPER COMMERCIAL

2022/03/01

先月にロサンゼルスで開催された、
第56回スーパーボウル
アメリカンフットボールの決勝戦

数年前に古巣ロサンゼルスに戻ってきた、
LAラムズ
1990年代中盤から20年間、
ミズーリー州のセントルイスで頑張ってきた

ラムズ本拠地のSOFIスタジアムは、
ロサンゼルス空港から東へ車で10分程度の立地
様々なイベントが開催される多目的施設

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コロナ禍だろうが客席は超満員の7万人オーバー
観戦チケットも最高額は余裕の1千万円オーバー
アメリカ人の大半がTVやインターネット、
レストランやスポーツバーで観戦する、
スポーツの祭典

結果、劇的な幕切れでラムズが優勝し、
本拠地で有終の美を飾った

試合終了直後に街のいたる所から、
祝砲の花火が上がる

アメリカは基本、花火遊びは禁止
7月の独立記念日だけお許しが出るのみ

多くの人々がTV観戦するために、
TVコマーシャルにも力が入る、資金も入る

30秒コマーシャルの放映権が、
8億円を超える産業はコロナ禍でも健在

アメリカンスタイルの王道
スナック菓子やビールの宣伝
エレクトリック自動車
次世代ネット関連のコマーシャルと多種多様

個人的に好きだったのは、
ベタ過ぎるプリングルスのコマーシャル



アマゾンはスカレート・ヨハンソンを抜擢
アレクサの声をスカーレットにしてほしい



ハーフタイムショーは、
シンプルでLAスタイルを重視

世界へと我らのヒップホップカルチャーを、
ロサンゼルスから発する感じではなく、
90年代の盛り上がりを再現しニューヨーク、
東海岸へと発しているようにも感じた

エミネムが片膝をついたことも話題になり、
人種差別への抗議を示したと言われているが、
音楽にその壁を超えてゆく力があることを、
再認識したハーフタイムショーだった、
と僕は願っています

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"何かを信じろ
そのためにすべてを犠牲にするとしても"

片膝問題で脚光を浴び、
サンフランシスコ49ersを、
解雇されたキャパニック選手
彼の一歩を無駄にしては行けない

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つまるところ、
スポーツとミュージックは、
人生の全てにつながっている、ですね

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

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