CALIFORNIA

HISTORY AMERICANA

2022/11/29

デュランゴ前夜祭では、
オークションがスタート
オークションは4日間で、
4回に分けて開催される

オークション司会者は初心者
バイヤーは誰もかも顔見知り
手作り感満載のオークション

スタートは現地時間午後6時ごろ
日本では朝8時あたり

世界中からオンライン参加できるけど、
果たしてどれだけの人が興味あるのだろうか

IMG_9881.jpg

IMG_9882.jpg

初日は想定内でトラブル発生
途中中断し、復旧の目処たたず

30分待っても再開しないのと、
今夜のオークションアイテムには、
目玉商品がないので早々と切り上げ、
ディーラーが待つデュランゴへ移動

結果、オークションより、
良い仕入れができたので、
まずまずのスタート

オークションは毎晩開催され、
イベントを飽きさせない工夫なのだろうけど、
身内的なイベントだし、
開催地が遠いので帰るにも帰れないので、
一日で終わらせてもよかったのではないかな

IMG_9884.jpg

先にオークションネタを言えば、
巷でも話題になっている、
1800年代のリーバイスパンツが、
高値で競り落とされたという話

正確言うと1800年後半に近いデニムかと
相変わらずのボロボロ感満載だけど、
確かになかなかお目にかかれない、
実物は初めて目にして、初めて触った

僕はオークション会場にいたので、
一部終始をみている
色々な意見はあるけど、
とりあえずは知り合いが競り落として一件落着
面白いオークションだった

デニムパンツはまだ履けるとはいえ、
ボロボロなのでアートピース、
投資と考えた方が懸命

競り落とし金額は76,000ドル
プラスでオークション手数料15%、
11,400ドル追加

合計$87,400
日本円換算で1300万円のリーバイスが誕生

IMG_9900.jpg

IMG_9885.jpg

スクリーンショット 2022-10-31 9.33.54.png

スクリーンショット 2022-10-31 9.44.08.png

スクリーンショット 2022-10-31 9.35.13.png

ポケット内側プリントに、
"The only kind made by White Labor"の文字
時代を物語る歴史的価値もあるかもです

その他に興味あったリーバイスのダックパンツ
片足切断のアートピースだけど、
150万円くらいで売れたかな

オークションマジックなのかもしれないけど、
予想以上の値がついたかなと

IMG_1633.jpg

個人的にはカーハートの看板がほしかった

IMG_9902.jpg

ヴィンテージビジネスに関わっている身、
"やっぱリーバイスだよね、デニムは"
と言われるのはシンプルに嬉しい

リーバイスで働いたことは、ないけどね

ではまた

Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

Column Archives