CALIFORNIA

SET UP

2016/02/18

「準備が全てを決定する」

先週末に開催されたアメリカン・カルチャーイベント
インスピレーション
無事にロサンゼルスにて開催された

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日本人主催者たちのアメリカでの挑戦は7年目を迎える
今回もなんとか乗り切り、
大和魂たちの挑戦は成功に終わった

今は終わってホッとしているが、
なかなかパワフルな数日間だっとことは間違いない

所変われば言語も習慣も細かいシステムも違う
普通に考えても設営や運営は難しいと感じてしまう

確かに一理あるが、だから。。。とは言っていられない
壁を越えるゆくんだと一致団結で突き進むのみ
が、内心には不安が充満している

巨漢なアメリカ人に罵声を浴びせられると正直ひるむ
英語の微妙なニュアンスや説明は出来ているか
事件事故、金銭トラブルはないかなど、
開演前にも様々なドラマがある

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数日後にはみんな笑顔なのかどうなのか
真っ白なキャンバスに絵を描く心境とはこのことか
大いに期待し、大いに不安になってスタート

インスピレーションは2日間の開催
搬入&設営に、開演前日と初日の半日を用意
約1日半で全ての準備を行う

今回は新しい試みとしてアーリーバードを設定した
これは入場料が一般入場料金より高く、
より早く会場にはいることが出来るチケットだ

高いチケットではあるが($80)、
その分お目当てな商品を購入出来る
より様々な商品を吟味出来るということになる

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出展者数や約200で関係者は1000人近く
これだけの人数が一斉に準備を開始する
一気に搬入口は熱気に包まれる

カルチャーイベントということもあり、
洋服以外にもアートピース、音楽機材や生地
バイクに車、小物や大型雑貨も搬入されてゆく


会場が2階なのでほとんどの人がエレベーターを必要とし、
瞬く間に搬入口は大混雑
道路には順番待ちのトラックの列

アメリカ各地はもちろんのこと、
日本を含めた世界中から出展者がやってくる
多種多様な言語が飛び交う搬入口、
もうすでに一杯いっぱいだ

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気持ちを宥めるもの主催者の大事な仕事
予想はしていたので、
心理戦に持ち込み上手に対応してゆく

出展者はブースの華やかさにもこだわる
まるでお店を持ち込んだ様なディスプレイをし、
売る物だけに任せない創り込みを行う

この部分はアメリカ人は非常に上手だと感心する
一般のレベルでの感度は非常に高い
ファッションでいう服装のコーディネートは、
日本の方がレベルが高いと僕は思っているけど。。。

しかし、ことライフスタイルのコーディネートになると、
抜群のセンスを見せつけてるアメリカ人や海外組
限られた中での飾り付けは、
インスピレーションでの醍醐味のひとつになっている

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リーバイスは大量の古材を利用し、
501の偉大さを表現

バイク屋はヴィンテージバイクと工具や看板で、
即席工場を創り上げる
サイクルゾンビもトタン屋根や藁や土を使う
会場1階の正面玄関にもバイクを飾りイベントを盛り上げる

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タオル屋さんは古いトラックを切り裂き、
分解して会場に持ち込んでディスプレイ

サーフ&スケートも会場に何軒もの、
色とりどりなショップが出来上がったっていた

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香り豊かなコーヒー屋さんは良質な豆を運んでくる
インディアン・ジュエリー用のショーケースやラック
ブランケットや看板、民族衣装が運び込まれる

インスピレーションは販売のみが目的ではなく、
カルチャーを発信することもキーになっているので、
出展者も工夫をし、商品と自身の一体化をはかっている

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かなり準備が出来てきた
工具や電気や商品が足りないなどと、
みんな焦りながらセットアップに力を入れている

開演はもう間近、でもまだハプニングはあるのだろう
次回コラムをお楽しみに

ではまた

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Nao Akimoto

Nao Akimoto
VINTAGE BUYER / EVENT DIRECTOR
某セレクトショップのヴィンテージバイヤーとして渡米を繰り返す。その後独立しLAに移住。現在はバイヤー、ディストリビューター、ファッション・イベント『Inspiration』のヴィンテージ・ディレクター、ライフスタイル全般のコーディネーターとして活動中。

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