PLANT 2
2017/07/11どこの工場であれ、見学の際は緊張する
いくらデザインが良くても、
実際のブーツの仕上がりが悪ければ台無し
工場には常に緊張感がり、見学側も緊張する
現在のレッドウィング工場は創業当時の工場ではなく、
プラント2と呼ばれる工場で生産を行なっている
プラント1は今も存在するが、
稼働せずでアーカイブの保管場所になっているという
両工場はもちろんレッドウィング市内、郊外に位置し、
働いているスタッフは、ほぼレッドウィング市民だ
忙しいシーズンには400人体制で稼働するというから、
#877魂はスタッフにも浸透している
工場のレギュレーションでは、
セーフティーグラスと耳栓が必須
整理整頓、整然と並んでいる工業機械たち
レザーとミシンオイルの匂いが最高です
さすが定番#877、
この日も多くの数の#877が製造ラインにのっていた
スタッフもロサンゼルスの工場のように、
南米移民やアジア系ではなく、白人ばかり
まさにアメリカの工場で、
アメリカブランドが作り上げられている
無骨な大柄な男たちはまさにブーツ作りにマッチしている
勤続20年以上はザラであり、
熟練のワザがそこには宿っている
とにかく手際よく、大男が動く動く、よく動く
見学して爽快、改めてレッドウィングの品質の良さを感じる
そして、やはりアメリカ製という響きにやられてしまう自分
工場長もスタッフも全員フレンドリー、
そしてこれでもかくらいに製造ラインやテクニック、
作り方の仕組みを教えてくれるレッドウィングの心の広さ、
ドンと構えたところに感服です
普通は教えてくれませんし、見せてもくれません
100年以上の歴史を誇るブランドは、さすが大御所
一夜にして真似できるものではないですね
お腹いっぱいの工場見学の後は、
なんと自社のレザーの鞣し工場も見学させてもらえるという
ここまで来たら全て見学させてもらいます!
ではまた