NORTH BOUND
2017/10/08定刻通りの午前8時発
ゆっくり北へ向かってアラスカ鉄道は動き出す
僕らの席は2階席の窓が天井まで広がる車内
非常に快適であり、シーズンオフなのか乗客はまばら
こちらにとっては都合の良いことばかり
東の空が雨上がりを照らしてくる
車内は朝日が眩しいが、見晴らし最高であり、
どこまでも続く大自然を体全体で感じることができ、
車両後部にはデッキがあり自由に外に出ることもできる
短いアラスカの秋の紅葉が素晴らしく、気候も快適
まるで日本の秋の季節を堪能しているかのような、
錯覚におちいってしまうほどの感動
車内にはガイドさんが常駐し、
様々なアラスカの出来事や、
通過してゆくポイントにまつわる小話をしてくれる
よって車外からも車内からも、
どちらからでも写真が撮れる優れたアラスカ鉄道というわけ
シャッターチャンスがあり過ぎな状態です
車内にはレストランも常設されていて、
好きなものを好きな時間に食べることができる
今回は食事付きの旅なので食事時間は決まっているが、
十分時間はあるのでノーストレス
トイレも充実した広さであり、
車両の揺れもさほど気にならずでナイス
そんな車内散策をしている間にもアラスカ鉄道は走り続ける
ゆっくりながらも針葉樹林や川沿いをしっかりと進む
全ての光景が当たり前だけど、アラスカ
なんとも言い難い気持ちになりながら大自然を駆け抜ける
途中下車する駅は数駅にしかなく、
街の中を走り抜けている感覚はなく、
ひたすら大自然との対峙
なかなか写真では撮れないのだけど、
川にはサケが泳いでいたり、死んでいたり?していた
ベアー、ムース、
カリブやビーバーは現状では未確認だけど、
確実にこの世界に君臨しているのは間違いない
ビーバーは木を集めて大きな山のような家を作るらしく、
それらしき家、巣は発見できるけどビーバーは発見できない
もうそろそろタルーキトナという小さな町に停車する
後日泊まりに戻ってくる町だ
小雨の中での小休憩、
小さな町だけど魅力に満ちている町だ
あ、そういえば波乗りってどうなのだろうアラスカは!?
ではまた