LATITUDE 62
2017/12/27アラスカ、デイトリッパーの旅は、
デナリから南下して次の街へ移動
そしてバーカウンターでチェックイン
モーテルに受付がないから何事かと。。。
もしくは場所は間違えたのかなと
LATITUDE 62
その名の通り、地球の緯度62度に位置するモーテル
東京のはるか北の方角だ
昔に鉱山開発で栄えた町、
アラスカ・タルキートナに佇むモーテル
夜11時前にチェックインを試みる
バーカウンターで飲んでいるアラスカン大男を横目に、
確実にベテランであろうカウンター越しの、
初老を迎えた女性スタッフに尋ねてみる
。。。チェックインをしたいのですが
"あぁ、今夜のお客さんね!
見る限りでは登山者ではないようだけど、
チェックインはココよ"
いい色でいい味の出ているバーカウンターでチェックイン
素晴らしいアイディアでありクール
いや必然的に自然的に、
ココがチェックインカウンターになったのだろう
周りを見渡すと時間も遅いのか、
ディナーをとっているお客はいない
バーカウンターに数人座っているだけだ
チェックインを済まし、ディナーはまだオッケイですかと、
キビキビとしたカウンターレディーに紳士に尋ねてみる
"もちろんオッケイよ、好きなところに座って!"
大きく3つに分かれているレストラン内は、
2階とカウンターの奥が宿泊施設になっている
定期的にライブミュージックも開催するロコプレイスだ
どこにでも座って良いと言われたのでウロウロすると、
モーテルとレストランが素敵な内装にすぐ気づく
素晴らしいと呟く、鹿島代表
大木の年輪のようなモーテルの全容に息を飲む
計算尽くされたディスプレイではなく、
歴史が積み重なって出来上がったアートになっている
日本人が真似しようとしてもなかなか出来ない
出来たとしてもそこには深みと歴史が見えてこない
とにかく圧巻の一言
ディナーをオーダーするのを忘れて、写真を撮り続けた
もちろんカウンターレディーには承諾済み
綺麗なお姉さんへ質問があります!と
何が自分たちの旅にとって、
人生にとって必要なのかを再確認させてくれるモーテル
やはり只者ではなかった
そしてチェックイン時のビューティフルレディーの言葉、
"見る限りでは登山者ではないようだけど"、
の意味が奥深さがこの後にわかった
ではまた