SEEING IS BELIEVING
2018/02/02アラスカの旅は出発点に戻って来た
数日前にアンカッレジから片道切符で、
アラスカ鉄道にゆられてフェアバンクスへ
フェアバンクスでレンタカーを借りて、
様々な土地に寄り道をして、
出発点のアンカレッジに戻って来たわけだ
アラスカ州最大の都市であるアンカレッジ
人口は三十万人強で、日本のベッドタウンくらいの大きさか
首都はジュノーでありながら、
政府機関以外の動きはほとんどアンカレッジにある気がする
ひと昔前までアメリカ本土に来る際は、
アンカレッジ経由だと祖父に聞いたことがある
空港産業、金融、水産業、林業などが盛んなアンカレッジ
位置的にも貿易業の中枢になっているらしい
もちろん天然資源の宝庫であり、
1800年代にアラスカをアメリカに売ってしまった、
当時のロシア帝国はさぞかし後悔している、かな
アラスカの歴史を振り返りたい、
勉強したいのであればアンカレッジ博物館だ
60年代後半に建築され2010年に修築、増設され、
アラスカの歴史はもちろんのこと、
子供達が楽しめる施設やレクチャー研究室、
アラスカ現代アートなど様々な施設が併設されている
特に必見なのは各エスキモー族の文化の特色、
風習が見やすくレイアウトされている展示場
似ている様で似ていない各部族の洋服や衣装には、
非常に興味深いディテールがあり、
バックなどの小物類なども、
現代ファッションに十分通用する、
勉強になるアイディアがたくさん詰まっていた
とてつもなく寒く厳しい環境下でも、
ファッションを忘れないユーモアさや強さ
アートワークや色合いが絶妙すぎて唖然
日本やアジアの伝統装飾とクロスオーバーし、
昔は大陸が陸続きであったことを教えてくれる装飾品もある
百聞は一見にしかず
そんな言葉が当てはまるアンカレッジ博物館を、
是非アラスカ旅の道中に訪れてもらいたい
リスペクトを忘れずに、
新しいことに挑戦しづけてきた先人たちに感謝ですね!
ではまた