SPEED FINE
2018/04/05インスピレーションもひと段落したので、
鹿島代表とのデイトリッパーへと戻ってみる
昨年の話でしょ、
で済むことができないのがデイトリッパーだ
今年のデイトリッパーも大枠が出来上がり、
今後は細かい日程やルートを考えてゆく
メディアから集める情報もあるが、
それを鵜呑みにはしない
"適当"、行き当たりばったり
例えばガソリンスタンドで給油している旅人に聞いたり、
地元のスーパーマーケットで買い物している、
人生の先輩方に聞いてみたり
携帯もアイフォンもSNSもない時代を懐かしみながら、
過去と未来をたどる旅、感性を研ぎ澄ます旅
さてアラスカでのデイトリッパーは、
スワードという街まで降って来た
位置的にはアンカレッジから、
車で南へ数時間下った海沿いの不凍港
無事にモーテルにチェックインして街を散策
モーテルは家族経営な古く小さいが、
誰かの家にお邪魔した感覚で居心地が良い
古臭い古民家的な匂いも落ち着く要素だ
アラスカで寒いのにもかかわらず、
暖流のおかげで海が凍らないので、
漁業や観光業でも栄えている街
景観も素晴らしく、気候も穏やか
アラスカ鉄道の南の終着駅でもあり、
サイクリングロードも完備されて綺麗な街並み
夜になり夕食をする時間になって来た
アメリカのレストランはチェーン店、
ファストフード以外はだいたい夜10時には閉まる
何か地元の食事がしたいなと鹿島代表
たしかに賛成だ
しかし予定が押してしまいもう時間がない
数件探して、すでにクローズ
鹿島代表がアジア系を食べたいとポツリ
アラスカに来てまでアジア系?
とにかくリクエストに応えるべく、
あと数分にクローズするであろうレストランへ急ぐ
と思ったその瞬間、眩しく激しい光に全てを奪われた
なんとスピード違反で警察に捕まってしまったのだ
嘘でしょ、だって時速40kmくらいですよ大きな市道で!?
もう一度おさらい
ここはアラスカの田舎の港町
法定速度は25km
いやいや、だって前の車はもっと早かったぞって
警察は万国共通で言い訳は一切通じない
しっかりビデオレコーダーに録画中だ
私たちは旅行者であり、カリフォルニアと日本から来ました
数日後には帰りますので、なんとかなりませんか!?
知らない街で夜で雨で暗くて怖くて寂しくて。。。
本当ならば交通裁判所へ行かなくてはいけないが、
少しおまけしてくれたらしい
しかしオンラインで6時間コースの交通授業を受講し、
罰金を支払わなくてはいけない
そして鹿島代表が食べたかったアジアン料理も失った
警察が別れ際に僕らに聞いて来た
いったい何処に行こうとしていたのかと
であれば、この時間空いているのは港のバーだなと
親切なのかどうなのか分からないが教えてくれた
もう行くあてがないので、
今宵はスワード警察オススメのバーへ
デイトリッパーには、
警察にもオススメの場所を聞くことができる醍醐味、がある
さぁ、バーに入ってみましょうかね
ではまた