Hawaii's Plantation Village
2019/12/03ALOHA
近代ハワイの産業を支えたサトウキビ・プランテーション時代。
1835年からの約100年間を、
働き、生きた移民たちの生活様式を展示した
歴史的資料施設があるのをご存知だろうか。
サトウキビ産業を支えた、
様々な国からの移民者たちの、暮らしと家を復元。
当時の生活様式を見ることができる場所が
オアフ島のワイパフにある。
それが、プランテーション・ビレッジだ。
思い思いに見て歩くのもよいが、
日本語ツアーも用意されているので
そちらに参加することをお勧めする。
上の写真はツアーガイドを務める日系人のKENさん。
日本語も堪能だ。
英語または日本語があるツアーは、
所要約1時間30分。
KENさんは、参加者が英語圏の方々だと
日本語と英語を交互に駆使しながら解説してくれる。
この日はあまりに饒舌で、
予定時間を大幅にオーバーの3時間超であった。
砂糖キビ産業が全盛だった頃の集落を歩きながら、
当時の生活を教えてくれる。
集落内には、床屋や公衆浴場、商店、事務所、
診療所、会議場などが建ち並び、
産業の主な担い手である中国、ポルトガル、日本、フィリピン、韓国の人々が、
それぞれ祖国の生活風習をハワイに持ち込み、
肩を寄せ合って生活していた様子が伺える。
ツアーは毎日10時から1時間おきに1日3〜5回。
公式サイトから申し込むといい。
www.hawaiiplantationvillage.org
時空を超えた旅も、アロハを知るための一つの手段。
ぜひ、次回のハワイ滞在では足を運んでいただきたい