UPDATE : 2025.05.15

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#LIFE STYLE

「レンガ色の建物の側で咲くお花たち」

Photo/Text:Kae Homma

レンガ色の建物の側で咲くお花たち

 

薄暗く曇り空が続いていた冬をもうすっかりと忘れちゃったくらい、ここ最近のロンドンは晴れが続いていて、天気が良いと見慣れた日常の景色もよく見えてくる。

植物たちも人間と同じで、太陽が沢山出始めてきてからは生き生きとしているし、冬には見かけなかったお花達も花を咲かせては、街全体が鮮やかになっていて気分も良い。

芝生のグリーンも綺麗

また、ロンドンに来てからのプライベートで撮っていた写真を見直してみると、無意識のうちにお花の写真ばかり撮っていたことに気が付いた。

玄関先の階段脇に鉢を置いているお家が多い

「イギリスと言えばお花」そのような印象は日本にいた頃は全くなかったものの、イングリッシュガーデンというイギリス式の庭園を表す言葉があるように、実際にロンドンも沢山のお花が街を彩っている。

ランダムに道端に咲く花たちも可愛い

レンガで創られている建物が多いイギリスは街全体に茶色いイメージがあるが、こうしてポイントでお花が入ってくるから目にもよく留まる。

 

昔からお花は大好きだったので、特別な日に贈ったり頂いたり、友人を自宅に招くタイミングで買ったり、自分の気分を上げるために購入したりしていたが、日本に居た頃は今ほど身近にはなかったような気がする。

 

また日本でお花を買う時は、基本的にお花屋さんへ行くが、ロンドンでのお花の買い方は人それぞれ。

ロンドンでは資格がなくても誰でもフラワーマーケットなど業者向けの市場にも入れるし、どのスーパーマーケットでも入口を入ったところに花束が売られている。

オフライセンスでも夜までお花が買える

オフライセンス(日本で言うコンビニエンスストア)やデリショップでも見つけられる場所があったりと、日常的にお花を買う文化が根付いており、需要があるのかがよく分かる。

道端に咲くお花だけを拾って集めて撮ったお気に入りの一枚

前回のバレンタインの日には、スーパーマーケットで花束を持っている男性たちから「あなたが選んだその花束クールだね」「あなたのもね!」みたいな会話が聞こえてきて微笑ましかった。バレンタインデーに限らず、フラワーマーケットにも男性客が多く、お花を買う客層や性別も日本とはまた違った印象である。

友人のフロリストにお部屋の暖炉にお花を活けてもらった時の一枚

また、お花の売られ方も日本とは少し異なる。日本では、お花屋さんがセレクトしている中から自分が好きなものを選び花束を作ってもらうことが多いと思うが、こっちでは同じ種類のものが既に花束になりで売られていることが多い。

 

ひと束たいだい7ポンドから8ポンドくらいで、平均して1500円くらいと、価格帯は日本と同じくらいに感じる。

色んな花を選んで買いたい人には、お花屋さんへ行くことをお薦めするが、花瓶に全て同じお花が活けられているのも海外らしさがあってそれもまた可愛い。

 

この少し雑な感じの売られ方にもロンドンらしさを感じる

日本に住んでいた時には考えてみたこともなかったが、住宅地の玄関の前や友人宅のガーデンで大切に育てられ綺麗に咲くお花たちを見ていると、今年は買うことだけでなく、ゼロから育てることにも挑戦してみたいと思わされる。また、この国は犬の躾だけでなく、生き物全てに対して愛情がある国なんだと日常の節々から学んでいる。

 

日本のお菓子メーカーに感服

おじいちゃんも日光浴

暖かくなるとどこに居ても食べたくなるのがアイスクリーム!ロンドンに引っ越してから3年目の夏が訪れようとしているが、気付いたことと言えば、3年間アイスクリームのラインナップに変化なし。笑

 

四季によって新商品が次々に出てくる日本とは全く異なり、スーパーマーケットに並ぶお菓子もほぼ同じ。

 

健康志向の食品メーカーが出している、新しいお菓子をたまに見かけることはあるものの、既存のお菓子から新しい味が出ることなどまあない。

日本人にも馴染みがあるキットカットやハーゲンダッツなどは、この国でも売られているが、キットカットはミルクかダークチョコレートかホワイトの三択だし、ハーゲンダッツも私が子供の時に日本で見た程度のラインナップである。

お勧めのカップアイス、ハックニージェラート

オフライセンスやスーパーマーケットでも見つけられて、唯一これは美味い!!!と思えるのが、「ハックニージェラート」というメーカーのアイスクリーム。ハーゲンダッツの大きいカップと同じくらいのサイズで1500円くらいするので安くはないけれど、色んな味があって唯一ご褒美として買ってしまうものである。

Romeo&Giulietta Artisan GelateriaとThe Dreameryのジェラート

時間があるならば、高いアイスクリームを買うよりも美味しいジェラート屋へ行くことをお勧めする。

 

日本食だけでなく、日本のお菓子のラインナップの素晴らしさもロンドンに伝わる日が来ますように!!!!!

PROFILE

  • 本間 加恵

    1995年生まれ。東京都出身。スタジオアシスタントを経て、2020年に独立。 

    ファッションフォトやポートレートを軸に活動し、ファッションブランドのルックやマガジンの撮影を担当している。 

    2023年に拠点をロンドンに移し、活動中。 

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