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UPDATE : 2025.03.12

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ママスタッフ座談会<後編> - 『"自分らしさ"の保ち方』

Photo/Text:FREAK MAG.

「いまの時代、子育てをしながら働くのは当たり前」。両立できて当然のように言われていますが、実際はとっても大変…!世の中の働くママ・パパは日々奮闘しています。

 

育休から復帰して働くママたちのリアルな悩み、モチベーションの保ち方はどのようなものなのか?FREAK’S STOREで働く3名のママたちに、あれやこれやと語ってもらいました。

宮越沙貴(右)

WOMENSの商品企画

全体のコンセプトなどの枠組みから商品の細かいディティールの調整まで携わる

 

鈴木裕香(中)

FREAK’S STORE ららぽーとTOKOY-BAY店スタッフ

 

田村梓(左)

FREAK’S STOREラゾーナ川崎店スタッフ

【子どもからの愛情、周りのサポートが子育ての支えに】

ーー前編(vol.1 – 『子育てと仕事の両立は当たり前?』)では子育ての悩みを中心にお伺いしましたが、反対に子育てをする中で感動したことを教えてください!

 

(田村)最近物心がついてきて、言葉の意味もわかってきたのか、嬉しい、好きなどの感情がより表に出てるようになってきました。「ママ、ぎゅー(して)」って愛情表現してくれたりとか、寝る時に「ママ、抱っこ!」ってくっついてきたりとか。とにかくそれが可愛いんですよね。

 

(宮越)可愛い〜!意思を持った行動や言葉が段々現れてきたんですね。

 

(鈴木)「ママ、抱っこ〜」って言われたときはやっぱり感動しますよね。うちの子も物心がついてきて、新しいミニーちゃんのエプロンをつけてあげた時に、「ミニーちゃんも可愛いけど、あなたの方が可愛いよ」って伝えたら、すごく照れて喜んでいて。とっても可愛かったです。

 

(田村)可愛い!疲れも吹っ飛びますね。あと、うちの子はお笑い番組が好きになって『有吉の壁』をよく観るようになりました(笑)。

 

(宮越)めっちゃ大人っぽいですね(笑)。アンパンマンとかじゃないんだ。

 

(田村)ハリウッドザコシショウが好きで、誇張モノマネもします(笑)。自分も面白いと思っていますし、モノマネをすれば人に笑ってもらえるっていうことが段々わかってきているんだなと感じますね。

(宮越)子どもの変化が嬉しいのはもちろんなんですが、自分の精神的な部分に変化がありました。新生児のとき、ミルクも飲まないし、寝ないし…って感じで、どうやってもうまくいかないことがたくさんあって。仕事や勉強は努力すればなんとかなってきたけど、子育てはそうはいかないってことを目の当たりにして、結構真面目な性格だからこそ、自分の努力が実らないことに悩んでしまったんです。でも、いまその時期を抜けてなんだかんだ子どもが元気に生活してくれていることを思うと、うまくいかなくてもなんとかなることが分かったんですよね。真面目に考えすぎても良くないこともあるって思えるようになりました。

 

(田村)子育てをしていると視野が狭くなってしまう気がします。私も里帰りをしたときに、お母さんにミルクを作ってもらうことすら頼めませんでした。一から自分でやらないと気が済まなくて、全部自分で背負いこんじゃうんですよね。

 

(宮越)親に助けてもらっているはずなのに喧嘩もしてしまって…いま考えるとちょっと頭が固くなっていたと思います。

 

(鈴木)親のありがたみはすごく感じますよね。夫がいないとき、母が家に泊まってご飯を作ってくれたり、身の回りのことを済ませてくれたりすると本当に助かるなと思いますね。

 

(宮越)友達の存在も大きいですよね!悩んでいた時期、ママの先輩でもある友達に相談したら「自分のためにお金を惜しみなく使いな!」って励ましてくれて。ストレスをためないように楽できる便利なもの買ったり、おいしいもの食べたりしなよって言ってくれたんです。その言葉のおかげで「私も楽をしていいんだな」と思えるようになりました。

 

(田村)つい最近ですが夫が子育ての段取りをわかってきたみたいで、手伝う割合が増えてきたんです。もともと家事も全くできない人だったので、最初の頃は何もできなかったんですが、自分ができる範囲のことは手伝うようになって。私も働き始めたことで、お互い助け合いながら子育てができているように感じるので、ありがとうと思うことが増えましたね!

【次に欲しいアイテムは?】

ーー先日、子育てをするママ・パパのための商品がFREAK’S STOREから発売されましたが、今後欲しいアイテムなどありますか?

 

(宮越)まさにいま第二弾を企画中なのでぜひご意見伺いたいです!

 

(田村)ちょっとしたものが入るスリングが欲しいなと思いました。バッグ付きほどしっかりした形でなくても十分なので、もっとカジュアルに使えて収納もできる絶妙なアイテムがあれば良いなと。

 

(宮越)なるほど。意外とそういった抱っこひもとかスリングって見かけないですよね。

 

(田村)あと、冬だと寒いのでスリングをして子どもを抱っこしながらその上にアウターを着るんですが、この前夫に「アウタービチビチだよ!何か変!」って言われて(笑)。横にジップが付いていて開くと拡張するような、抱っこ用の2WAYアウターがあれば便利だねって話していました。

 

(鈴木)その2WAY仕様を活用すれば、お腹が膨らむ妊娠中の時期にも使えるアイテムができるかも。私は雨の日に「これを着ればOK」ってくらい防雨してくれる自転車用のレインコートが欲しいです。レインコート1枚だけだと自転車を漕いだら濡れてしまうので、サンバイザーとか濡れたとき用のタオルとか、とにかくあれもこれも持っていかなきゃってなってしまうんです。それが面倒で結局雨の日は車移動になっているので、なるべく濡れずに自転車が漕げるものがあったら嬉しいですね。

 

(宮越)自転車用のレインコートは他のスタッフさんからもアンケートで意見をもらいましたよ。みなさん悩んでいますよね。

(鈴木)あとはお出かけでも履けるレインシューズもあったら良いなと思います。午前が雨で午後に晴れたときにそのまま履いていてもお出かけができるような。あまりゴツすぎず、きれいめ系が好きなかたでも履けて、どんな人にも合う…例えばローファータイプにするもの良いですよね。

 

(宮越)たしかに!ローファーのレインシューズだとおしゃれなものが少ない気がするので、もっとデザインにこだわったアイテムがあれば良いですよね。結局雨の日は汚れても良いようなスニーカーになっちゃうのがもったいないと思っていました。

 

(田村)スニーカーになってしまうのは暖かい季節にブーツを履くと暑いということもあるかもしれないです。ブーツは春夏の服装にも合わないことが多い気がしたので、ローファーだったらちょうど良いかもしれないですね。

【働くママが実践する「自分らしさ」の保ち方】

ーーいろいろとお話しいただきありがとうございました!最後に、仕事や子育てに追われるなかでも自分らしさを大切にする方法を教えてください。

 

(鈴木)出産前に「自分が幸せじゃないと子どもも幸せにならない」という言葉を目にして、いま日常生活で心掛けています。ちょっと贅沢したり、奮発して何かを買ったり、そういう日々の楽しむことを忘れない生活を大事にしていると、余裕も生まれると思いますし、自分が楽しんでいる姿は娘にも良い影響をもたらすように思っています。

 

(田村)「ストイックになりながらストイックさを適度に抜く」という心持ちで生活しています。性格的にストイックな部分があって子育てにもそれが出てしまっていたのですが、「この日は野菜をたくさん食べられるメニューをしっかり作って、この日はコンビニにしよう」「今日は楽な服を着て、明日はちゃんとおしゃれしよう」というように妥協点を作って、楽するときは楽しようと思うようにしています。

 

(宮越)月1回は絶対に自由な時間をつくるようにしています。誰かに子どもを預けて思い切り遊ぶ日ををつくることで、「よし。明日からまた頑張ろう」という気持ちになれます。これは周りの協力あって実現できることなので、「感謝の気持ちも忘れずに!」と思って過ごすことも大切にしています。

INFORMATION

  • 座談会<前編>-『子育てと仕事の両立は当たり前?』

PROFILE

  • 宮越沙貴

    入社12年目。新卒から約5年間FREAK’S STOREの店舗を経験し、現在は店舗MD課に所属。WOMENSの商品企画を担い、全体のコンセプトなどの枠組みから商品の細かいディティールの調整まで携わっている。

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