2025年5月に日本初上陸した、ロサンゼルスを代表するドーナツ店「ランディーズドーナツ」。
本店には巨大なドーナツの看板がそびえ立ち、街のランドマークとして親しまれています。その看板、どこかで見覚えがある人も多いはず。そう、映画『アイアンマン2』でトニー・スターク(アイアンマン)がそこに座り、ドーナツを食べていたことでも有名です!
そんな名シーンをモチーフに、FREAK’S MOVIEが「ランディーズドーナツ」&『アイアンマン2』とコラボレーション。これを記念して、俳優や歌手として活躍し、マーベル作品に造詣が深い川口ゆりなさんに、アイアンマンやアベンジャーズの愛を存分に語っていただきました。
1番印象に残っている名シーン
―アイアンマン好きとして、昨年「ランディーズ」が日本初上陸した時は、やっぱり嬉しかったですか?
川口 :すぐ行きたい! と思いました。マーベルおたくの友達とすごく盛り上がりましたもん。
川口 :ドーナツが好きで、いろんなお店で食べているけど、「ランディーズ」のドーナツは“アメリカの味”って感じました。通常よりも大きいサイズを2つ、友達と2人で食べたんですけど、あまりにもボリューミーでその日に食べきれなかった(笑)。あのドーナツの看板の前でまだ写真を撮れていないから、また行きたいんですよね。
―そんな「ランディーズ」と『アイアンマン2』とFREAK’S MOVIEがコラボした、スウェットを早速ご着用いただいています!
川口 :ライトグレーと悩んだけど、やっぱりアイアンマンがフロントにデザインされているほうがよかったから、ブラックにしました。
―ブラックは、フロントに『アイアンマン2』のキービジュアルを、背中には「ランディーズ」の看板に座るトニーがデザインされていて、ライトグレーのデザインは前後が逆になっています。
川口 :マーベルとコラボした洋服はいろいろと持っているけど、スウェットはあまり持ってなくて。なにより『アイアンマン2』をテーマにしているのは本当に珍しいです。友達から「アイアンマンとランディーズがデザインされた服が発売される!」って連絡がきたくらい話題になっていますね。
―コーディネートのポイントは?
川口 :スタンダードなアイテムを合わせていますが、メガネで天才的なトニーを表現してみたり、シルバーのネックレスでアイアンマンのアーマーっぽさを出してみたり、ちょっぴり遊び心のあるコーディネートにしました。
―首元からシャツの襟を出しているのがかわいいですね。
川口 :レイヤードが好きなんです。黒のスウェットだから、レースとかシフォンのインナーでガーリーに着こなすのもよさそう。いろんなコーディネートをしてみたいです。プリントの質感がヴィンテージっぽいのも気に入っています。
―スウェットのサイズは大きめですね。
川口 :Lサイズです。スウェットはオーバーサイズが好き。ゆったりめのボトムスと合わせてみました。
―今回のコラボに使っているスウェットとTシャツは、素材にU.S.A.コットンを使っているんですよ。
川口 :厚すぎず、通年着られるくらいの生地感もいいですね。
―そして、デザインのモチーフは、あのシーン。
川口:マーベルファン、アイアンマンオタクとしては、もう本当に激アツ。
―トニーが「ランディーズ」の看板に座ってドーナツを食べるシーンは、どんな印象でしたか?
川口 :トニーが自暴自棄になっていた時期じゃないですか。「ランディーズ」のドーナッツの看板や店内のポップな雰囲気が相まって、トニーらしさを感じました。
『アイアンマン』シリーズのなかでは、「I am Iron Man.」とトニーが正体を明かすシーンが有名だけど、わたし的にはこっちのほうが印象に残っているんですよ。
―そして、「ランディーズ」の店内では、のちの『アベンジャーズ』に繋がるシーンもある。
川口 :看板でドーナツを食べているトニーのもとにニック・フューリー(S.H.I.E.L.D. 長官)が訪ねてきて、改めてアベンジャーズ計画の話をして。あと、トニーの秘書だったナターシャがS.H.I.E.L.D.のスパイだったと身元を明かすシーンもありましたね。
―前作の『アイアンマン』で、エンドクレジットが終わったあとにニック・フューリーが初登場しましたが、アベンジャーズ計画について進展があったのは『アイアンマン2』でした。
川口: そうそう。『アイアンマン2』は熱くなるポイントが多いんですよ。あの少年がピーター・パーカー(スパイダーマン)だったんだ! ってあとから知ったり。エンドクレジットのあとに『マイティ・ソー』へと繋がるシーンがあったり。伏線がたくさんあるから、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース ※同じ世界線で展開されるマーベル作品の実写映画)は何回観てもおもしろいんですよ。
人間離れした人間の人間ドラマ
―そもそも、MCUにハマったきっかけは?
川口 :2019年に、ディズニーチャンネルの『ディズニー365』という情報番組のレギュラーをやらせてもらいまして。もともと、物心ついた頃からディズニーチャンネルを観ていたけど、ディズニー作品以外を観ていなかったんですよ。
―「マーベル・スタジオ」の作品や『スター・ウォーズ』シリーズを観ていなかった、と。
川口 :気になっていたけど、きっかけがありませんでした。でも、『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開される時に『ディズニー365』のお仕事で劇場へ行くことになり、「全部観なきゃ!」って思ったのが始まり。最初は『アベンジャーズ』シリーズだけ観たんですよ。それでも『アベンジャーズ/エンドゲーム』で大号泣。
―『アイアンマン』を始め『マイティ・ソー』や『キャプテン・アメリカ』など、それぞれの作品を観ていなくても、『アベンジャーズ』シリーズはおもしろいですよね。
川口 :それだけ観ても分かりやすかった。でも、全キャラをもっと深堀したくなって、MCUを公開順に観ていって、もっとハマっちゃいました。
―最初に『アベンジャーズ』を観て、どんな印象でしたか?
川口 :もともとSFとかアクションが好きだったから、抵抗感なくのめり込むことができました。
あと、他の映画と密度が違うように感じたんですよ。なんだかひとつのジャンルで表せないと言うか。個性的なキャラクターがたくさんいる中で、1人1人の人間性とか背景を丁寧に描いているじゃないですか。
―ちなみに、推しキャラは?
川口 :ロキなんですよ。
―おお、ロキですか!
川口 :ロキってヴィランの印象が強いかもしれないけど、『マイティ・ソー』シリーズとかドラマ『ロキ』を観ると、「なんて愛おしいんだろう」って思っちゃいます。
過去を知ることで『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでのロキの言動を理解できましたし、自分の人生に置き換えることもできました。
―ランディーズの看板に座ってドーナツを食べていたトニーもその時悩んでいましたし、ヒーローにもヴィランにも悩みがあることを改めて気付かされます。
川口 :マーベルのキャラクターは、みんな人間離れした能力を持っているけど、みんな抱えているものがあったり、自分自身と戦っていたり。それを乗り越える姿に、わたしも背中を押されます。
最近の作品だったら、『サンダーボルツ*』がまさにそう。ヒーローになれなかった彼らがコンプレックスと向き合うところに、大人になった自分と重なります。
歳を重ねるほど、なにかを始めたり、自信がない分野に挑戦したりすることって、なかなかできないじゃないですか。でも、『サンダーボルツ*』は1歩踏み出す勇気を与えてくれる作品。『アベンジャーズ』シリーズとは違った魅力がありました。
悪役にだって、愛がある
―ロキのどんなところに魅力を感じますか?
川口 :わたし、闇を抱えているというか、影のあるキャラクターが好きなんです。
ロキは自分を出さないように強がっていたり、見栄を張っていたりしているけど、根本には愛がある。でも、生い立ちにコンプレックスを抱えていて。
―ロキはソーの弟ですけど、実の兄弟じゃない。なんなら敵の子どもです。
川口 :オーディン一家から無償の愛を受けているはずなのに、愛されるはずがないと思い込んでいるし、それに気づかないふりをしている。実際『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の序盤で……。
―衝撃でしたね。
川口 :大号泣しちゃいました。ロキがソーをかばうなんて……。
―ロキはソーを助けるためにサノスに立ち向かう。でも、無念にも……。
川口 :そこでロキへの愛が爆発しちゃいました。アマノジャクで、じれったいところに人間味が溢れていて、愛おしいんです。
―ロキは『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズで裏切りのイメージが強いですが、家族に対する愛情を持っていた、と。
川口 :ロキは自分のことを邪悪だと思っているかもしれないけど、たぶん心の奥底にある本性はすごく柔らかくて、愛に溢れていると思うんです。でも、それを隠したい、そうじゃないと思い込みたいのは、彼の生い立ちが原因。フィクションだけど、リアリティのある感情だと思います。
―ドラマ『ロキ』は観ていなかったので、観てみようと思います。
川口 :絶対に観てほしい。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にもロキは出るみたいなので。
―アベンジャーズの新章として『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』が12月18日に公開されますね。ロキは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスに倒されたはずですが。
川口: 確かに倒されたけど、別の世界線にいるロキが絡んでくるらしいです。ロキだけど、違うロキ。それが、もうヤバいんで。たぶんロキの概念が変わると思いますよ。
―2027年に公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の続編『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』も控えています。今後アベンジャーズはどんな展開になると予想しますか?
川口 :正直予想がつかない。X-MENのウルヴァリンとか初代スパイダーマン(トビー・マグワイア)が主軸になるのかな。でも、先が読めないのも魅力だし、考察するのも楽しいです。
―まだMCUを観たことがない人へ、どういう観方をおすすめしますか?
川口 :今年『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』が公開されるから、まずは『アベンジャーズ』シリーズを観ていただきたいです。でも、わたし自身、時系列順に追って観てみたら、サプライズがたくさんあっておもしろかったので、時系列順でも観てもらえるともっとおもしろい。ちょっとしたシーンが重大なシーンに繋がったりするので、じっくりと何回観ても楽しめると思います。
もちろん、気になるキャラクターの作品から観ても楽しめますし。ハマると思いますよ!
PROFILE
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川口ゆりな
1999年生まれ、宮崎県出身。オスカープロモーション所属。2014年に「第14回 全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞。2016年から2018年まで、「第13回・14回 全日本国民的美少女コンテスト」のファイナリストで構成されたアイドルグループ「X21」のメンバーとして活動する。2022年にはファッション誌「MORE」の専属モデルに。同年3月に配信シングル「Look at me」でソロデビュー。俳優としてドラマや映画に出演するなど、幅広いジャンルで活躍中。現在、ラジオ番組「POP OF THE WORLD」(J-WAVE 毎週土曜6:00〜)でナビゲーターを務める。





