2023年4月、新宿・東急歌舞伎町タワー内にオープンした国内最大級のナイトエンターテインメント施設『ZEROTOKYO』。感度の高い音楽好きやクラブ好きは既に足を運んでいると思うけど、「クラブに行ってみたいけどこわい」「歌舞伎町ってちょっと不安」など、興味はあるけどクラブや歌舞伎町などの夜の遊びや街に抵抗もあって行けない人も多いはず。今回は、そんな人たちのために自身もクラブ初心者のモデル、内野七星ちゃんが会場をレポート。
七星ちゃんの行ったイベントは、本クラブがオープンして以来、早くも2回目の開催となったアソビシステムと『ZEROTOKYO』がタッグで主催する大型人気イベント『ASOBIZA』。この日は、なんと世界的アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅのライブをはじめ、豪華アーティストが挙って出演。大盛況となったこの熱い一夜の様子をお届け。「ZEROTOKYOってこんなに楽しい!! 」「クラブに行ってみた!!」、そんな人が1人でも増えたら嬉しいです!!

最先端のシステムに映える空間
歌舞伎町から異次元へと誘う新クラブ
東急歌舞伎町タワーの地下に4月にオープンした国内最大級のナイトエンターテインメント施設『ZEROTOKYO』は、コロナウイルスの影響で閉店していったクラブが多くある中、誕生した話題のクラブ。”ENTERTAINMENT JUNCTION”をコンセプトに掲げる新スポットなんです。
「今まであまりクラブは行ったことがなかったこともあり、第一印象は”異世界”でした。そこの空間に慣れるまでずっとキョロキョロとあたりを見渡していました!!」

『ZEROTOKYO』はチケットカウンターやロッカールームがあるB1、お酒を飲みコミニュケーションが取りやすい『R BAR』とよりディープな音楽が楽しめる『BOX』があるB2、ポールダンサー用のステージも用意されたサブステージ『RING』があるB3、そして大きなステージとフロアがあるメインフロア『Z HALL』がある最下層のB4と、どんどん地下に進んでいくクラブとなっている。その移動方法が、既にSNSでも何度も登場していて、フォトスポットとしても話題を集めているエスカレーター。インパクト抜群な照明と鏡によって演出された世界観が、来場者たちを異次元へと誘う。
「アクトを見るためにフロアを移動する際にエスカレーターを使用するのですが、その空間が変形ミラーとライトの組み合わせで異世界にワープするような不思議な感覚でクセになる空間でした」



エスカレーターやステージやBARなど細部にまで拘られた空間は『ZEROTOKYO』の魅力のひとつ。
「オシャレだなと思ったのはトイレスペース。オシャレな壁紙と鏡が目に入った瞬間、カフェなのかと錯覚するほどに世界観が広がっていました」


さらに『ZEROTOKYO』では、従来のクラブとは違う点がもうひとつ。完全キャッシュレスなクラブなのだ。海外のクラブには多く存在するそうだが、先進国でありながら、まだまだ貨幣経済である日本ではどうなのだろう。
「クラブでは、現金を扱うこと、持ち歩くことも、トラブルに繋がる可能性があるかもしれないので、完全キャッシュレスはリスクヘッジにもなっていいなと思いました。それに海外のお客さんも多い『ZEROTOKYO』なので、今の時代にもあって、すごく良い取り組みだと思いました」


きゃりーぱみゅぱみゅら豪華アーティストたちが
盛り上げた世界標準のパーティ『ASOBIZA』
『ZEROTOKYO』がいくら最高なクラブだとしても、そこで行われるパーティが重要。どんなアーティストか出演し、どんな音楽が流れているのかにより、クラブの印象は変わってくる。でも今回は大丈夫。なぜならこの日は『ZEROTOKYO』と、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズが所属するアソビシステムのタッグで仕掛ける大人気パーティだから。

第二回目となった今回は、なんときゃりーぱみゅぱみゅをはじめ、日本を代表する音楽家、作曲家、DJ、プロデューサーのSHINICHI OSAWA、ストリートシーンを牽引するオカモトレイジ、TVアニメ『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』が大きな話題を集めたJUN INAGAWAなどメインフロアの『Z HALL』を盛り上げ、B3の『RING』では、豪華DJ陣に加え人気パーフォーマー『Monster X』や、令和ストリートのアイコン MANONやSUNNY ONLY 1が所属するクリエイティブ集団 balaも登場。
「この日、やっぱり盛り上がったのは、きゃりーぱみゅぱみゅさんのLIVE。床が抜けるんじゃないかと思うくらい、会場が盛り上がっていて、あの時のライブが頭から離れません。それに、私は知らない曲は無いんじゃないかってくらいピンポイントできゃりーぱみゅぱみゅさんの世代なので、生歌を聴けて私も嬉しかったです!!


「B3のフロアもグッズが売っていたり、ジャンルレスでジェンダーレスなファッションの人たちも多くて印象的でした。あとはMonster Xさんたちのパフォーマンスも、可愛くて楽しくて印象的でした。昨夜だけに限らず、今後さらにジャンルレスな社会になっていくと嬉しいなぁと思いました」
「『ZEROTOKYO』は、自分が新宿の歌舞伎町にいることを忘れてしまうぐらい、異次元で真新しい空間で、目と耳が満たされました。フロアごとに異なる雰囲気で、来場される方々のその時の気分や、それぞれの好みを一気にここで楽しめるの魅力的でした。興味本位でいつもと違った音楽にも触れやすく、新しい”好き”を見つけられるかもしれない刺激的なスポットでした。それに、音がとても良くて、”音楽を聴きに来てる”といった客層の方が多く、その点もクラブのイメージが変わりました。今度は、『ZEROTOKYO』で海外のアーティストさんのライブやパフォーマンスも見てみたいです」
音楽ライブ、DJ、映像や照明、レーザー演出、ダンサーらのパフォーマンス、そして異次元のような空間作り。その全てがひとつとなり多種多様で新しいエンターテイメントを提案する『ZEROTOKYO』。そこは純粋に音楽を楽しむこともできれば、お酒を交わしてのコミュニケーションや交流なども可能。実際に、今回訪れた『ASOBIZA』は、モデルやインフルエンサー、音楽好きやファッション好きはもちろんたくさんいたが、他にも海外からの旅行客や会社帰りの人や学生など、ありとあらゆる人が楽しんでいる様子を見ることができた。
「クラブに行ってみたいけどこわい」「歌舞伎町ってちょっと不安」など、興味はあるけどクラブや歌舞伎町などの夜の遊びや街に抵抗もあって行けなかった人も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがですか!? 『ZEROTOKYO』で、きっと新しい”好き”を見つけられるはず。

PROFILE
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内野七星
1998年生まれ、福岡県出身。九州を中心にモデル・女優として活動し、2020年拠点を東京へ移す。知的かつ愛らしい顔立ちと、一度会ったら誰もが魅了されるような愛嬌あふれるキャラクターで広告を中心に活躍の場を広げる。独学での語学習得や神社巡りなど行動力のあるところも魅力の一つ。彼女のオーラあふれる雰囲気に目が離せない。