UPDATE : 2025.06.27

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#LIFE STYLE

両角 颯の「いつもと違って、これもいいかも…?」 都築 拓紀 in 高尾山編

Photo:IBUKI FUJIHARA

Text:Nozomu Miura

Edit:FREAK MAG.

都会の喧騒のなか、酒匂漂う飲み屋にて夜な夜な語らい合う二人。モデル・俳優として活躍する両角 颯さんと、お笑いトリオ「四千頭身」のメンバーであり、ファッションデザイナーとしても知られる都築 拓紀さん。

 

今回、FREAK MAG.にて新たにはじまる連載『いつもと違って、これもいいかも…?』では、大のお酒好き・両角 颯さんのご友人たちをお呼びし、“いつもと違う遊び” をあえて全力で楽しんでみるような、そんなユニークな試みの様子をお届けします。

 

両角さんと都築さんが今回選んだのは、都心からほど近い自然豊かな場所、高尾山での登山体験でした。夜な夜なお酒を煽り続けている(!?)というお二人にとって、朝の澄んだ空気や体を動かす体験は間違いなく珍しいはず。都築さんのブランドのポップアップイベントで出会い、すぐに意気投合したというお二人が見せる、ヘルシーな汗にまみれたやりとりを、ぜひともお楽しみください!

この時間だと、まだ酒を呑んでる可能性すらある

高尾山口駅前に集合したのは、午前9:00。まだまだ人もまばらで、鳥たちがさえずり木々が揺れる音が静かに響いていました。思わず「いや、さすがに時間が早すぎる……」と漏らすのは、今回のゲスト・都築さん。まずはお二人の “登山ファッション” について聞きます。

 

ー都築さん、今日のコーディネートはどんなテーマですか?

 

都築:ただただいつも通りですね。登山の厳しさを知らなかったので、一応スニーカーだけ先に決めて、あとはいつも通りの服装で来ました(笑)。自分なりに歩きやすいものを選んだつもりです。

 

両角: マジでいつも通りだよね。たぶん酒の席で見たことあるもん、その服。あと、僕ら二人の服装がまるで対照的すぎる(笑)。

 

都築: 颯(両角さん)は、しっっっかり山登りに真剣な格好だよね。

両角: トレッキングブーツを履いて、一応ガッツリ “登山ファッション” で来ました。モデルとして参加する撮影では山に来ることが結構あるんだけど、いざ登山をするとなると、そういう機会ってなかなか無いんだよね。

 

都築: めっちゃわかる。俺、なんならトレッキングの靴って一足も持ってないかも。今回は一応歩きやすいようにアシックスのシューズを履いてきたぐらいにして。あとさ、集合早すぎない……?(笑)

 

両角: テーマが「いつもと違う遊び」だから。なんなら、今ごろ(午前9:00)だったら、渋谷のあたりで酒を呑んでる可能性すら全然あるよね(笑)。

都築: それはめっちゃ思った(笑)。ついこの間、焼肉を食べに行った日が一番長かったよね。夜から呑みはじめて、一旦解散して、朝方に渋谷の焼肉屋で合流した日。こうして口に出してみると、ふつうに「どんなスケジュールだよ」って思うけど。

 

両角: あの日はさすがに謎だった。今日は不健康ないつもと違って、朝から登山でヘルシーに汗かいて、最後は標高488mのところにある『高尾山ビアマウント』でたらふく呑もう!

 

都築: なんだかんだ結局酒呑むの、だいぶおもしろい(笑)。楽しみだな〜〜!

都築さんが「イオンを感じる」瞬間と両角さんの登山経験

静かに差し込む木漏れ日が足元に模様を描き、山道を一歩一歩進むごとに都会の澱んだ空気が薄れ、清々しい山の空気が満ちてくる道中。深呼吸とともに「イオン感じるわ〜」と笑う、都築さん。思わず山道中の会話がはずみます。

両角: こういうアウトドアのアクティビティって、日常的にしてる?

 

都築: 普段から家族みんなで出かけたりしていて、自然の中にいることも結構あるよ。東京以外だと、箱根なんかにもよく行くし。海沿いの地域にも、山沿いのエリアにも行くけど、なんとなく山の方が多い気がする。颯はどう?

 

両角: お父さんの実家が長野にあるから、子供の頃はたびたび行ってたなぁ。アウトドアシーンの撮影も結構あって、仕事の時には山に来ることもあるんだけど、もっぱらインドアなんだよね、俺。酒を呑みに行くときはガンガン外に出て行くんだけどね(笑)。

 

都築: めちゃくちゃ不思議だもん、今。「なんで颯と一緒に朝から山登ってんだろう」って。ホントにずっと思ってる(笑)。

両角: マジでそう(笑)。それこそ普段は酒の席ばっかりだから、ホントに読んで字のごとく “不自然” すぎるんだよな。そういえば、なんとなく道も急になってきてない?

 

都築: それ、言おうと思ってた。正直ナメてたわ。歩行距離は結構長いんだろうと思ってたけど、こんな急勾配で攻められるとは思わなかったな……。一応普段から、軽いランニングだったり散歩なんかは積極的にするようにしてるんだけど、それでもキツい。

 

両角: えっ、普段から運動してるの?

 

都築: 飲み会の後に家まで歩いて帰るとか、しょっちゅうでしょ。その時と同じぐらい、気持ちと体力、どっちもキツい。帰りたい。

 

(編集注:ダメです)

絶品グルメに舌鼓! チーズタルト&天狗焼

山頂へ向かう道の途中で、甘く香ばしい誘惑が、疲れきった彼らの鼻と心をくすぐります。目の前に現れたのは、高尾山の名物として知られる「 高尾山チーズタルト」と「天狗焼」の売店。普段であれば、それぞれ行列必至の人気店とのことですが、企画当日は平日の午前中ということもあり、運良く購入できることに。

都築: ちょっと、マジで涙出るぐらいうれしいかも。

 

両角: 絶対うまいに決まってるもん、思いっきり疲れた時のチーズタルト。向こうの「天狗焼」のお店も見てみよっか。たしか土日なんかには、だいぶ長く行列ができるんですよね?

 

店員さん: そうですね、ケーブルカーの方にまで行列が伸びていくこともあるぐらいです。時には1時間弱ほどお待ちいただくこともありますね。

 

都築:すごすぎる。 なんかさ、この手の “観光名物” って、味自体は「うーん………」となってしまうことも多くない? 実際。

 

両角: わかる。もちろん悪口を言いたいわけじゃないんだけどね。

都築: (天狗焼を一口食べる)うーわ。これ、ヤバい。さっきの『味自体は「うーん………」となってしまうことも多くない?』って、全部撤回するわ。マジでうまいぞ。北海道産の黒豆が入ってるのも、ホントにうますぎる。「ヤバい」と「うまい」ぐらいしか言葉が出てこない。

 

両角: 疲れてるのもあって、だいぶ染みるな……。めっちゃうまい。ありがたすぎる。幼稚な言葉しか出てこないの、ホントに共感するわ。

都築: あれ? すぐそこにあるのって、颯が登山前に言ってた『高尾山ビアマウント』じゃない?

 

両角: ウォ〜〜〜〜〜〜!! 酒だ〜〜〜!!

 

都築: 朝から「酒だ〜〜〜!!」は、それこそさすがにヤバいって(笑)。

『高尾山ビアマウント』にて、念願の乾杯!!

苦しい山道を乗り越え、ついに高尾山の頂に到着した二人を待っていたのは、雄大な自然に囲まれたバーベキュー会場『高尾山ビアマウント』。「こんな場所で何してるんだろう」と、普段の自分たちとのギャップに戸惑いながら笑いつつも、ビール片手に肉を焼く二人の姿は、これ以上ないほど幸福そうです。

都築: なんかさ、今ここで颯の正面写真を撮ってInstagramに上げたら、周りの人たちから「こいつらバカか」って思われるんだろうな(笑)。「コイツら嘘だろ」って。「仲が良いとは聞いてたけど、いよいよだろコイツら」って、みんな思うだろうね。

 

両角: 「この時間にどこで酒飲んでんのコイツら」みたいなね(笑)。渋谷で肉焼いてるのとは全然違うから。

 

都築: 想像したらおもしろすぎる。普段は夜遅くに酒ばっかり飲んでる二人が、なぜか大自然のなかで、結局ビール飲んでるの(笑)。

両角: 一旦、乾杯しよっか。 

 

都築: 乾杯!! 最高!!!

 

両角: 実際どうだった? 普段と全然違う遊びをしてみて。

 

都築: いやー、良かったよ。すっげえ楽しみだったもん。俺、昨日の夕飯ぐらいから食べるものとか飲むものとか、全部調整してるからね。

 

両角: それは相当おもしろい。遠足前の子どもみたいな感じだったんだ(笑)。

都築: しかも、バーベキューだけじゃなくてビュッフェもあるし。マジでめっちゃ食えるわ。普段から、山を使ったロケ撮影とかは結構あるんだけど、こうして実際に登山をする仕事ってなかなか無いんだよ。「山を登ったらこんなに疲れるし、これだけ飯も食えるんだな」って、自分でも結構驚いてるかも。

 

両角: めちゃくちゃな量の飯を食うのは、いつも通りじゃん(笑)。それにしても、本当に良かったよね。仲の良い友達と一緒に山を登るのってこんなに楽しいんだ、って思った。

 

都築: 「辿り着いた………!!」って思わなかった? ビアマウントに着いた時。

 

両角: かなり思った。同時に「酒だ………!」とも思った。

 

都築: 声に出てたからな。「酒だ〜〜〜!!」って(笑)。

両角: もう、ひたすら呑もう。呑みまくろう。仕事だということも忘れて、ハチャメチャに呑もう。

 

都築: こういう仕事ばっかりだといいな、マジで。「頑張ってきて良かった……」って、めちゃくちゃ強く思ってるわ。

 

冷たいビールが、疲れた体に染み渡り、肉の旨みが口いっぱいに広がる。その瞬間の彼らは、都会の喧騒を忘れ、ただひたすらに目の前の「普段はやらない遊び」とビールに感動しきりでした。

二人が語る “普段と違う” 体験の醍醐味

山頂でのバーベキューを終え、下山を前にして、この一日を振り返る二人の表情には、疲労の色よりも、充実感と満ち足りた笑顔が浮かびます。

普段は夜な夜な酒場で親交を深めている彼らが、早朝に集まり、自らの足で山を登り、自然の中で食事を共にする。今回の「普段と違う」体験は、彼らにとって何よりも新鮮で、そして大きな喜びを与えたようでした。都築さんは「もはや元の生活に戻れないよ」と、静かに笑います。

 

ー今日一日を振り返ってみて、いかがでしたか?

 

両角: 午前9:00、駅に集合した時の安心感がものすごかったです。「あ、都築だ」って。当たり前なんだけどめちゃくちゃうれしかった。もちろん登山の道中も楽しかったけど、駅前の集合が一番印象的だったかもな。

 

都築: 感覚がバグるよね。「なんで俺、夜中に会ってるような友達とこんな朝早くから高尾山にいるんだろう……?」って(笑)。

両角: それが今回のテーマだからね。「会うのは同じ人でも、場所が変わればこうも違うのか」というのは、かなり強く感じたなぁ。結局、酒を呑んじゃってるんだけど(笑)。

 

都築: 「結局なんだかんだ酒呑んでるよな」って、たしかにな。ふと思うのが、これが女の子とのデートでも、きっと楽しかっただろうなぁ。俺自身、正直、あんまり登山とかアウトドアの遊びはあまり好きじゃないんだけど、仲の良い人と一緒ならここまで楽しめるんだ、というのが発見だったかも。それこそ颯が言うように、朝9:00に駅前で出会った時のうれしさはものすごかった。午前と午後が違っただけで、やっぱり会うとうれしいし、それだけで楽しいよね(笑)。

“呑み”から“釣り”へ? 脱・定番を目指すふたりの企画談義

高尾山での “普段とは違う遊び” を大成功に収めた、両角さんと都築さん。山を下りても、彼らの興奮と、次なるアクティビティへの意欲は尽きることがありませんでした。“企画会議” とでも言わんばかりに、さっそく次回の遊び談義がはじまります。

 

都築: 颯はとにかくお酒ばっかだから、逆にとんでもなく美味しいお茶を飲みに行くのとか、おもしろそうじゃない? しっかり抹茶を立てたり。

 

両角: うわ、それはマジで最高だね。俺は釣りに行ってみたいんだよな〜。これまで一度も試したことがないから、やってみたいかも。釣った魚をその場で焼いて食べたり、絶対楽しいと思う。

 

都築: いや、俺は絶対やらない。釣りはだいぶ無理だと思うわ。ボーっとするアウトドアとか正直意味わかんないもん。

 

両角: 元も子もねぇな(笑)。アウトドアを始めたいけど始められない人たちが見て、真似できるコンテンツとかも良いよね。“簡単バーベキュー” みたいな企画とか、“キャンプ飯レベルゼロ” みたいなのとか。初心者でも楽しめるような雰囲気だと、きっと、読んでくれる人も楽しめそう。

 

都築: それはめっちゃいいね。仲の良い友達と一緒にやるラフティングとかも良いかもなぁ。ロケでラフティングに挑戦したことがあるんだけど、すっごく楽しいんだよ。

 

両角: アクティビティ30分で酒呑み3時間、とかね。結局いつもとやってることが全然変わらない、みたいな。

 

都築: 一発目から「夜呑むか/朝呑むか」みたいだったのに、二発目がよりハードコアになっちゃったら、すぐ破綻しそう(笑)。何はともあれ、今後も楽しみにしています!

INFORMATION

  • 『夏の高尾山ビアマウント』

    2025年6月28日(土)〜10月26日(日) 

    ※9月8日(月)〜12日(金)は休業

    12:00〜21:00  

    120分制食べ放題・飲み放題

PROFILE

  • 両角颯

    1996年生まれ、東京都出身。天秤座。映画やCM、MV など多方面で俳優、モデルとして活動。

  • 都築拓紀(四千頭身)

    NTV「有吉の壁」、FMFUJI「四千ミルク」、OBC「四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919」などに出演中。
    四千頭身として毎回異なるゲストを招き、隔月でツーマンライブ「ティーメィツ」を開催中。

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