グラビアアイドル、ジェンダーフリーブランド『Bushy Park(ブッシー・パーク)』を手掛ける渡辺万美さん。海外の『PLAYBOY』のプレイメイトでもあり世界的な活動を続けている。同時にグラビアをアートとして表現する『SCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)』というプロジェクトをプロデュースしている。
そんな渡辺万美さんがグラビアカルチャーの個性を発信する連載“グラビア・フリーク”。
第5回目のゲストは、バラエティで大活躍のグラビアクイーン、清水あいりさん。 男女問わず幅広いファンを持つあいりさんと和気藹々の会話を展開しつつ、グラビアアイドルとしての生きる道についての熱いトークにも発展した。

外を歩くときは自分が全裸だと思え
渡辺万美(以下、万美):グラビアアイドルと言えば絶対に名前が挙がるほどの知名度と支持を得ている清水あいりちゃんに出演していただけるなんて! 来ていただいてありがとうございます! スタッフ陣がいつにも増して緊張しています。
ーええ、緊張しております。
清水あいり(以下、あいり):ふふふ(笑)。グラドル界の坂田利夫こと、清水あいりです。


万美:その自己紹介を生で聞けるのが嬉しい(笑)。特技は空手なんですよね?
あいり:そうです! もう現役じゃないので、今は”童貞を殺す空手家”ってことで、ちょっとセクシーな型をやったりしていますね。
ーええ、よく存じ上げております。
万美:テレビでも大活躍のあいりちゃんですけど、どんな流れで芸能活動をスタートさせたんですか?
あいり:16歳のときに神宮球場でダンサーとして活動していて、グラビアを始めたのは18歳のときですね。もう10年以上が経つんですけど、ポケーっとやってきたから何の実績もなくきちゃった感じなんですよ。

万美:全然そんなことないじゃないですか(笑)。あいりちゃんはずっとこの世界にいて、雑誌にも出て続けているような印象があります。
あいり:いや、でも、雑誌のお仕事はだんだんとなくなってしまって。私の良さは動いているときにあるねって言ってくださる方がいるから、どんどんテレビや動画の方向に流れていって。それで、今みたいな立ち位置になってきたって感じでした。


万美:たしかにバラエティ番組でお見かけすることが増えましたね。ウ○キペディアでみたんですけど、「バラエティ9割、グラビア1割」って割合になっていったっていう。
あいり:そう、今日の撮影が今年初グラビアなんです。
一同:ええーーー!!!


あいり:もともとグラビアのお仕事と言っても、王道のグラビアアイドルにはなれなくて、ちょっとマニアックな人に刺さるグラビアとかをやっていました。DVDとかも砂浜を走るとかじゃなくって、ぬか漬けからーー。
万美:え、ウソでしょ!?
あいり:ナスビを取り出して、「よいしょ」って言ってるのを撮るみたいな。
一同:(爆)。
万美:私もどっちかと言うと、沼や廃墟とかで仁王立ちしているようなグラビアが多かったんですけど、それ以上にコアですね(笑)。でも、そっちの方がエロスを感じるかも。
あいり:すごい特殊なグラビアをいっぱいやらせていただいて、それが結果的に活きているからよかったな、と今は思うんですけど、当時は何をやっているんだろうって。


万美:わかります(笑)。じゃあ、昔から雑誌よりもテレビ番組やDVDとか、動いている方を求められることが多かったわけですよね。誰もが思うことでしょうけど、あいりちゃんの体型は素晴らしいプロポーションじゃないですか。
あいり:スタイルと言っても半分以上は遺伝みたいなんですよ。親戚のおばちゃんたちから「お母さんの若い頃と同じ体型や」って言われてて。その親戚もみんな爆乳で、なんか巨乳一族だったんですよ。だから小さい頃は私の胸は小さい方だと思ってて。




万美:そうなんだ(笑)。そこで思うのが、あいりちゃんは細身なんで、体型をどうやってキープしているんだろう? って。
あいり:そうですねぇ。例えば、外出するときは自分が裸でいると本気で思い込んで歩いています。今、私は服を着ていないぞって思うと、ちょっとお腹がキュッとなるし気持ちが引き締まって全身に力を入れられるから。それが1番多いかもしれない。
万美:裸だと思って歩け。面白いアドバイスです(笑)。
あいり:本気で裸だと思って歩いているんでバックで胸を隠そうとしちゃったりするんですよ、見えるかもって(笑)。それくらいの本気度で歩いていると、バストもちょっと上向きになってくるんじゃないかなとか。


万美:たしかに姿勢で大事ですもんね。特に胸が大きいと前屈みになっちゃうから気をつけないとな。さて、この連載ではグラビアアイドルの存在を伝えたいっていうテーマがあるので、今までの撮影で大変だったことがあれば教えてもらえればと思うんですけど。
あいり:鳥肌がめっちゃ立ちやすいんですけど、寒い時期もグラビアはあるじゃないですか。


万美:多いですね、真冬でも。
あいり:唇も紫になってくるし、リップを塗っても隠せないくらいになっちゃうから、そこは迷惑をかけちゃったりして。寒く見せないのもプロなので、そこがめっちゃ大変でしたね。
万美:今じゃ修正・加工ありきで撮影することもあるけど、グラビアアイドルってそういうのが少なかったですよね。特に昔はなかった。私も寝不足で撮影に行って、目が血走ったりしてたけど、そのまま採用されたりしていたし(笑)。

今は辛くても絶対に花は咲く それまで耐えるしかない!!
ーあいりさんがグラビアアイドルとして活動し始めた頃、最初は生活が大変で辛い時期があったと聞いたのですが、実際にそうだったんですか?
あいり:そう、大変でした。仕事の帰りに最寄駅に着いたら土砂降りの雨が降っていて、傘を買おうと思ってATMに行ったけど残高がなくて。傘も買えないのかって思いながら号泣して雨に打たれながら帰ったりとか。ファンの人にもらったロウソクを部屋の灯りにしてしのいだりとか。

万美:それが何歳くらいのとき?
あいり:多分、万美さんと最後にお会いしたときくらいですね。22、23歳くらいのときがピークで辛くって。
万美:ええー、言ってくれたらキャンドルたくさんあげたのに。
あいり:あはは! その頃はお仕事がちょっとずつ増え始めた時期で仕事を調整するのが難しかったというか。バイトもしっかり入れない、かと言って芸能だけでは食べていけない。そもそもバイト先にも迷惑をかけちゃうから融通が効くところを探さないといけないとか。もう、1番しんどい時期でした。そもそも単価自体も低いですし。やっていくのは難しいですよね。


万美:うん、私もそう思います。そのうえ、事務所の意向でバイトしちゃいけなかったりもすることもあるからね。さらに今はグラビア雑誌やページ自体が減ってきているから、今の若い世代が心配で。これからのグラビアアイドルに対して、あいりちゃんからアドバイスみたいなものはありますか?
あいり:えっと、なんだろう……。まずは、せめてバイトはさせてくれるような事務所だとか、生活を一緒に考えてくれる事務所の存在や活動環境は大事なのかなって。あと、これは人によるので何は正しいのかはわからないし、言い切ることはできないんだけど、ギャラ飲み的なのは行ってほしくないって思う。やっぱりお金の誘惑はある業界だけど、そこは貫いて大切にしてほしいと思う。辛い生活でも諦められないなら、もう耐えるしかないから頑張って耐えて。いつか絶対に花咲くと思うからって。

万美:本当にそう。自分を貫くって大変だけど、それは絶対に自分のためになるからね。変なルートじゃなければ全然いいんですけどね。危険な目に遭わないようにしてほしいっていうのはあるね。
あいり:私もお金に困っている時期に、もう芸能界を辞めた他事務所の先輩が心配してくれて、ギャラ飲みに誘われたことがあって、ちょっともう、やってしまおうかと思ったけど、なんか自分を裏切ることになるなって。そう思ったから自分はやっちゃダメだと思って。もう我慢、我慢です(笑)。
万美:そうだよねぇ。もうヤバい……。あいりちゃんの話を聞いてると涙が出てきそう。そうやって、自分のやりたいことを常に考えて、近道じゃなくていろんなことを乗り越えてきた人なんだなって改めて思いました。
あいり:私から見ると、万美さんは自分がしたいことをちゃんと実現されている人ってイメージがあるから。カッコいいですよ。私はそうなれないなって。

万美:えー、本当にありがとう。私はグラビアアイドルとして活動してきて、30代になって。グラビアアイドルの未来というか、その先を作りたいと思ったのね。それでアートとしてグラビアを表現しようとしているのがSCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)。
あいり:このデジタルでスクラッチできたりするのって面白いです。


万美:このプロジェクトを世界に向けて発信したいと思っているので、グラビア界のクイーンでもある、あいりちゃんにも、もしよかったら一緒に盛り上げてほしいなと思って。今後、アニメ的な見せ方も考えていて、きっと親和性も高いと思うから。よかったら参加してください。
あいり:私でも力になれるなら、ぜひやりたいです。
万美:ありがとうございます! 今日は本当に楽しい撮影と対談でした。今後の活躍も楽しみにしています。
あいり:私も楽しかったです! ありがとうございます、なんか嬉しかったです。

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2024年7月22日(月) ~2024年8月4日(日) 23:59
PROFILE
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清水あいり
グラビアアイドル、タレント、俳優。「上田ちゃんネル」「ウチのガヤがすみません」「有吉反省会」「ダウンタウンDX」「上田と女が吠える夜」「相席食堂」など数々のバラエティ番組から、大河ドラマ「どうする家康」などにも出演。YouTubeプログラム「清水あいりのおイタがすぎまんねんTV」も大人気。
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渡辺万美
ジェンダーフリーブランド『Bushy Park(ブッシー・パーク)』ディレクター。
『SCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)』プロデューサー。ジュエリーブランド『Muff(マフ)』デザイナー。
グラビアを軸にファッションやアートと幅広く活動中。