グラビアアイドル、ジェンダーフリーブランド『Bushy Park(ブッシー・パーク)』を手掛ける渡辺万美さん。海外の『PLAYBOY』のプレイメイトでもあり世界的な活動を続けている。同時にグラビアをアートとして表現する『SCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)』というプロジェクトをプロデュースしている。
そんな渡辺万美さんがグラビアカルチャーの個性を発信する連載“グラビア・フリーク”。
第7回目のゲストは、ピラティスインストラクター・鍼灸師のちなつ。ピラティスインストラクター・鍼灸師としての活動の傍ら、なぜ彼女がグラビアをはじめたのか。そのキッカケや理由を聞いてきた。
胸が大きくなくてもグラビアってできるんですか!?
お尻を武器にはじめたグラビア活動!!
渡辺万美(以下、万美):はじめまして。まずは自己紹介からお願いします。
ちなつ:ちなつです。25歳の千葉県出身です。普段はピラティスのインストラクターと、鍼灸マッサージ師として施術をしたりして活動しています。
万美:私が最初にちなつちゃんを知ったのは、アート・イワタさんのSNSがキッカケなんです。笑顔が素敵でよくチェックさせて頂いてました。本格的にグラビア活動を開始したのはいつくらいからなんですか?
ちなつ:はじめて撮影させてもらったのが、アート・イワタさんで。それが2024年2月でした。
万美:正直なところ最初にグラビア撮影と聞いてどう思いましたか?
ちなつ:正直、巨乳のイメージが強かったので、「私、胸は大きくない方ですが大丈夫なのかな?」って思いました。でも大原優乃ちゃんなどのグラビアアイドルのSNSを「素敵な体で、可愛いな」と思って見ていたので、ちょっと憧れていた部分もあったんです。なので、せっかくの機会なので、やらせてもらえるならやってみたいなという感じではじめましたね。
万美:いきなり、グラビアをやることになって、抵抗はなかったんですか?
ちなつ:抵抗はあまりなかったです。学生時代に陸上競技やっていたのですが、陸上のユニフォームってお腹が出ているし、結構パツパツしていて、露出度が高いんです。ちょっと水着みたいな感じというか。中学時代から、それを着て、走り幅跳びをやっていたので、肌を出すとか、体を見せるってことには、抵抗がなかったんです。逆に見ていいよ的な感じでした(笑)。
万美:キッカケはなんだったんですか?
ちなつ:昔、六本木のピラティススタジオで働いたことがあったんです。そこにPRとして某人気グラビアアイドルさんが来て下さったことがあって、私が施術を担当させて頂いたんです。「すごい…ボディーだな…」ってドキドキしながらやっていたら、その方が「ちなつちゃん、お尻が大きくてすごく綺麗だからグラビアやってみたら?」ってその場で声を掛けてくれて。光栄すぎて「私でもできますかね!? できるならお願いします!!」って伝えたら、その翌週に今のマネージャーさんを紹介して頂いて、グラビアをやることになったんです。
万美:それって本当にすごいことですね。そのグラビアアイドルの方も、直感でちなつちゃんがグラビアに向いてるって思ったってことだから。
ちなつ:本当に素敵なご縁がキッカケとなりやらせてもらってます。
万美:ポージングは振り向きが多いですよね。やっぱり助言の通りお尻で売っていこうという意図なんですか?
ちなつ:そうですね。振り向いたり、足を上げたりして、お尻と足を見せることが多いです。最初はやっぱりわからないことが多く、アート・イワタさんに教わったことを言われた通りになってました。
万美:あ、なるほど。アート・イワタさんの助言があったんですね。ポージングがうまいので、これ(https://www.instagram.com/p/C7MPNbSvwEv/?img_index=1)が初のグラビアだって思わなかった。
ピラティス・鍼灸師とグラビアを発信し
自分の体を愛する女性が増えて欲しい!!
万美:ちなつちゃんは笑顔が印象的ですよね。私はすごく惹きつけられました。たくさんのグラビアアイドルがいる中で、惹きつけられる武器がある人って重要だなって思うんです。ちなつちゃんは、その武器が笑顔。私は、「セクシー」とか「お姉さん」などの方向性の、笑わないグラビアをやってきたんです。むしろ笑顔が苦手だったので、ちなつちゃんの笑顔が羨ましいなって。
ちなつ:笑顔は、小さい頃から褒めてもらえることが多かったですね。「ちなつちゃんは笑顔がすごくいいよね」って学校の先生とかにもよく言われていたんです。「あ、そうなんだ。じゃあ笑ってよ」って感じで大人になりました(笑)。小さい頃からずっとニコニコしてますね。
万美:はじめての撮影の時も自然に笑顔でできたんですか?
ちなつ:そうですね。自然に笑顔になっていたそうで、アート・イワタさんにも褒めて頂きました。逆に真顔とかクール系の表情がぜんぜんできなくて、「もうクール系はやんなくていいよ。ずっと笑ってればいいから」ってアート・イワタさんに言われるくらいでした。
万美:笑顔で爽やかなイメージだけど、脱ぐとすごく良い体で、私はそのギャップが魅力的だなって思うんです。でも、グラビアの方って、その武器になっている部分がコンプレックスだったとお聞きすることも多いんですよ。ちなつちゃんはどうですか?
ちなつ:そうなんですよ。笑顔のこともあり、顔は童顔って言われることが多くて、どっちかというと可愛い系って言われ続けてきたんですけど、体がすごい筋肉質でゴツい。足とかもガッチリしてるので、「顔と体が合ってないよね」って中学生くらいから言われ続けてきたんです。しかも、男子とかに言われると傷つくじゃないですか。だから「スレンダーになりたいな」って思ってた時期もありました。だけど、ピラティスをはじめてから、自分の体と向き合ってくうちに、自分の体を好きになれたんです。誰でも良いところがあれば悪いところもあるけど、「女性の体ってみんな綺麗じゃん」、「みんな可愛いじゃん」って思えるようになってきたんです。その矢先にグラビアのお話を頂いたので、「ぜひやりたい」ってなりました。「コンプレックスも含めて、女性の体はみんな美しい」って伝えていきたいという思いで、グラビアをはじめたんです。
万美:すごい素敵。女の子って誰しもがコンプレックスってあると思うんです。この対談に出演してきた方たちも、「え!本当!?」って思うところをみんな気にしていたり、私も胸が大きすぎて、好きな洋服、カッコイイファッションがしたいのに、着れないってことがたくさんあって嫌な思いをすることも多かったです。でも、ちなつちゃんみたいな方が活躍すると、もっと自分の体を好きになれる女性も多くなりそうですね。ピラティスのインストラクターや鍼灸師を体を正すことを発信して、グラビアでは自身の正した体を美しく見せて発信する。すごく女性の味方だなって思う。ちなみに、同姓のファンも多いんですか?
ちなつ:今のところは、やっぱりグラビアを見てくれている男性の方が多いと思います。筋トレしている女性からは「いいね」をもらえるとこも多いですが、一般的にはあまり女性受けする体ではないんだろうなって自分では思います。やっぱり「細くなりたい」「痩せたい」っていう女の子が多いと思うんです。そういう女性からしたら違うのかもしれないですね。私は、「健康的になろうぜ」っていう気待ちでやっているので。
万美:でもグラビアもSNSを通して多様化しているので、もっと同性のファンが増えていきそうですよね。私も、『SCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)』という新しいグラビアの形を発信しているんです。多様化しているグラビアをアートとして表現することで、日本のグラビアアイドル・モデルたちを世界に発信していきたいんです。ちなつちゃんも、ぜひ参加してもらえたら嬉しいです。
ちなつ:私でよければ、ぜひ参加したいです。
万美:ちなつちゃんが今後やってみたいことってありますか?
ちなつ:グラビアの活動では、運動が得意なので、バラエティ番組の運動会とかに出演してみたいです、SASUKEとかすごく出てみたいです。あとはダイビングのライセンスがあるので、沖縄とかでロケもしてみたいです。
万美:バラエティに、ロケに、まだまだチャレンジしたいことがたくさんですね。
ちなつ:あとはピラティスと鍼灸師のお仕事は本当に大好きで、一生続けていこうと思っています。特にピラティスと鍼灸が両方できるスタジオを作りたいなって考えています。キレイな体作り・健康美を追求していく場所を作りたいんです。
万美:それって、すごく無敵ですね。ピラティスと鍼灸師で追求したキレイな体作り・健康美をグラビアで自分の体を通して発信できるし、それを見て女性の方とかも、たくさん来そうですよね。ちなみに、グラビアの経験がピラティスに活きたりすることはありますか?
ちなつ:ポージングの面で、どうしたらキレイに見えるのかっていうのを撮ってもらって見て、研究することはできますね。お尻の鍛え方ひとつにして、ここの筋肉を鍛えたら、めっちゃ丸っとして、キレイに見えるなってとか考えるようになりました。それって、キレイになりたいお客様に還元できるなって思います。
万美:すごい。グラビアの先生みたい。今日のインタビューを通して、今後の活動がもっと楽しみになりました。ありがとうございました。
ちなつ:こちらこそ、ありがとうございました。ピラティスも鍼灸師も、グラビアも頑張って行きます。





