UPDATE : 2025.08.19

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#ART & CULTURE

Tempalay ドラマー・藤本夏樹が語る、“日常と音楽をつなぐ” FREAK’S STOREコラボレーションアイテムたち

Photo:Genki Ito

Text:Nozomu Miura

Hair&Make:Yosuke Akizuki

オルタナティブロックバンド「Tempalay」のドラマーとして独自の音楽性を築き上げる、藤本夏樹氏。本名である「藤本夏樹」名義でおこなうソロ活動や、自身曰く “カオスな側面の表現” としての「John Natsuki」名義で織りなすカオスな音楽表現で、多くの人気を集めている。

 

今回、そんな彼が属するバンド「Tempalay」とFREAK’S STOREが “セッション” し、UMBROのスペシャルなコラボレーションアイテムをリリース。ゆるやかなシルエットが特徴のトラックジャケットと、毒々しくもリッチなムードが楽しめるトラックジャケット・ワイドパンツのセットアップである。

 

ここでは、今回リリースされるコラボレーションアイテムに込めたこだわり、そして、藤本氏が考える“音楽とファッションの関係” について、じっくりと話を聞いた。

トラックジャケットとレザーセットアップが映す、昼と夜のふたつの顔

ーー 今回のコラボレーションアイテムを初めて見たときの印象はいかがでしたか?

 

藤本: シンプルに、すごく良いなぁと感じました。普段からトラックジャケットをよく着ているのですが、今回リリースするものは特にカラーリングが好きですね。ワインレッドの色味が絶妙で、派手すぎず、でも地味にならない。最近は髪色を明るくしているので、むしろこういった落ち着きのある色味の服がちょうどいいんですよね。

ーー 普段はどんな色の洋服を選ぶことが多いですか?

 

藤本:普段選ぶものといえば、黒やネイビーなど、ベーシックな色が多いです。ただ、このワインレッドとオフホワイトの穏やかなカラーコンビネーションは不思議と肌に馴染むようで、コーディネートの幅が広がるような気がしています。シルエットもゆったりしていて、気負わず着られるのがいいですね。

 

ーー 藤本さんがこのトラックジャケットを着るなら、どんなシーンを想像しますか?

 

藤本:僕自身、子どもと公園へ行くことが多いんですが、動きやすい素材感に加えて多少汚れても格好がつく服って、ものすごくありがたいんです。今回のジャケットはその点でもすごく実用的だなぁと感じました。また、部屋で作業しているときも、柔らかい素材感が心地よくて、家でも外でも活躍するだろうと思いますね。

ーー レザー調のトラックセットアップ(LETHERETTE Stand Collar Blouson, LETHERETTE Wide Track Pant)については、いかがですか?

 

藤本: ものすごくかっこいいなぁと感じます。一見本革なのかと思ってしまうほどの雰囲気が感じられたのですが、実際に着てみると、とっても軽くて驚きました。また、光の反射により、ゴールドやシルバーが見えるようなディテールが採用されているのもユニークだなぁ、と。

それぞれのアイテム単体でも活躍しそうですよね。トラックジャケットにはブラックのデニムを合わせてみたり、ワイドパンツには少々丈の短いトップスをコンパクトに合わせてみたり。さまざまな装いに合わせて楽しめそうなデザインだと感じました。ライブや夜のクラブイベントにはもちろん、普段のコーディネートにも意外と取り入れやすそうな気がしています。

ポップとエッジ。その狭間に揺れる心そのものと、ファッション

ーー 今回のコラボレーションアイテムを作る上で、ふと “音楽と似ているな” と感じられた瞬間はありましたか?

 

藤本:確かにありましたね。バンド活動でも、ポップ性とエッジ(尖り)のバランスをどう取るかが常にテーマになっています。今回のアイテムも、その点がすごく似ていると思っていて。全体のムードは個性的なのに、なぜか日常に馴染む。こういった感覚は、曲作りにおいて、ポップなメロディにちょっとした “毒” を忍ばせたり、その逆をあえておこなったり、そういった感覚と似ていると思います。

ーー そもそも藤本さんが、複数の名義を持つ理由について改めて伺いたいです。

 

藤本: 「藤本 夏樹」という本名のソロ活動を始めたのは20代後半の頃なのですが、その理由は、自分の感情や音楽性をもっと自由に表現したかったからなんです。普通に生きて、普通に思ったり感じたりするものを、素直な気持ちで音にし、声を乗せて歌にする。そのような感覚で続けているのが、ソロ活動の「藤本 夏樹」ですね。

ただ、その中にも “マシンライブ” という、いわばクラブミュージック寄りのプロジェクトもあって。ただただゆるやかな暮らしのなかの一片を切り取るだけでなく、自分が自分として生きる上で、テクノやサイケ、グライムやハウスなどといった「クラブミュージック」の表現をおこなうこともある。ここ最近はあまり活動できていませんが、もうひとつのソロ名義である「John Natsuki」などもそのひとつかもしれませんし。

ーー 「藤本夏樹」であろうが、「John Natsuki」であろうが、はたまた「Natsuki Fujimoto」であろうが、その核には自分自身が確かに存在していますよね。

 

藤本:そう。そうなんです。これまではあえて分けていた名義が、今後は混ざっていくかもしれませんし、逆に、もっとカオスな方向へ進む可能性もあります。その行先は、自分でもまだ分からない。音楽もファッションも、その時の気分に素直でいたいと思っています。

その都度、着る服も変わりますからね。それで言うと、衣服は自分にとって、「昼と夜、日常と非日常を切り替えるスイッチ」のようなものかもしれません。

藤本:今回のコラボレーションアイテムで言えば、ワインレッドのトラックジャケットは、のびやかなお昼頃のムードが感じられていて。また、レザー調のセットアップは夜のクラブイベントへ出かける際の一着、といったような感覚に近いと思います。その時々の自分に合うアイテムを、ファンのみなさんにも、楽しく選んでもらいたいですね。

「Tempalay」のライブにも、ぜひ今回のコラボレーションアイテムを着て遊びにきていただけたらうれしいです。「藤本さん! 着てきました!」なんて声をかけてもらえたら、とびきり喜んじゃうかもしれません(笑)。

INFORMATION

  • Tempalay×UMBRO×FREAK'S STORE special collaboration

    小原綾斗、 藤本夏樹、 AAAMYYYのバンド「Tempalay(テンパレイ)」と、「UMBRO」のスペシャルコラボレーションウェアがFREAK’S STOREに登場!

PROFILE

  • 藤本夏樹

    ベッドライトを買ってから、部屋が暖かくなって、そして影も増えた。しかし時おり、その影を見つめていると、かえってその暗闇が美しく感じることがある。
    その理由を解き明かそうとしながら、あと一歩のところでひとは眠りに落ちる。そのとき流れる子守唄。
    Tempalayのドラマーとしても活動。

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