「オシャレ」とは、装い “だけ” に限ったものでは、決してないはず。オシャレな人は、ほとんどもれなく、その “生活” や “暮らし” にも、熱い愛情を向けていることでしょう。
そんなちょっぴり強気な決めつけ(?)をリード文に据えた、FREAK MAG.の連載特集『PET FREAK! 〜ペットと暮らす、オシャレなフリークたち〜』。さまざまな “FREAK(フリーク)” たち、それも、特に「ペットと暮らすオシャレなフリークたち」をフィーチャー。ファッションに対する愛情はもちろんのこと、それと同じぐらい、“家族” としてのペットに向けた愛情を、ゆるりと深堀りしていきます。
第二弾に登場したフェレットのクロロくん・チワックス(チワワとダックスフンドのミックス)のウェンディちゃんに続いて今回ご紹介するのは、「シンガプーラ」と呼ばれる種類のネコ・しのぶくん、「アビシニアン」のレグくん。
お話を伺ったのは、ゲーム配信を活動の中心に据えつつ、時にはモデル活動などもおこなっているという、飼い主の永井 亜子さん。「配信中にじっくり見つめられることもあるんですよ」と微笑みながら話す、しのぶくんとレグくんについての愛情たっぷりなエピソードを、ぜひともお楽しみください。
ー 今日はよろしくお願いします。まずは、亜子さんのご活動についてのお話を。
亜子さん(以下、亜子):よろしくお願いします。私は、もともとショーやアパレルのモデルをしていました。ただ、コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、それらの仕事がなかなか立ち行かなくなったのもあって……。おうち時間が増えていくなか、もともと好きだったアニメやゲームなどのコンテンツに触れる機会が多くなってきたんですよね。そこで、ちょっと配信なんかをやってみようかなぁと思ったのが、今の活動(ゲーム配信者)のはじまりです。
ーどんなツールを使って配信をおこなっているのでしょうか?
亜子:配信者としての活動をスタートした頃は『Pococha(ポコチャ)』と呼ばれるライブコミュニケーションアプリを通じて、配信をおこなっていました。その頃は、現在のようにゲームの実況だったり配信のようなものはおこなっておらず、それを始める際に『Twitch(ツイッチ)』という配信プラットフォームを使うようになりましたね。
ー 主におこなっているのは、ゲームの配信ですか?
亜子:ゲームの配信を中心に、日々の雑談であったり、だらだらお酒を飲んだりと、かなり自由に配信していて。配信を続けるうちに、なんとなく「長時間話し続けるの、全然苦じゃないなぁ」と感じるようになったんですよね。短い時は3,4時間程度の配信なのですが、長い時には12時間ほど配信していたことも(笑)。一日の流れをそのまま配信するような形で、ご飯を食べたりゲームをしたり、それこそのんびりお酒を飲みながら話していたり。気づけば12時間も配信していて、その時はさすがに自分でもびっくりしましたね(笑)。
ー 飼い猫の「しのぶくん」と「レグくん」は、配信時、どんなふうに過ごしているんですか?
亜子:私と同じで、ひたすら自由にしている感じですね。カメラの画角に映り込んでいることも日常茶飯事ですし、なんなら、配信を観てくれている方々の中には「しのぶファン」だったり「レグファン」のような方も少なくないんですよ。
ー 亜子さんのファンでもあり、二匹(しのぶくん・レグくん)のファンでもある、と。
亜子さんをじっと見つめる、しのぶくん
亜子:ずーっと寝ていて、カメラの前に現れないこともあるんですけどね。一点、しのぶは結構嫉妬深いところがあって。
ー 嫉妬深い……?
亜子:嫉妬深くて、寂しがり屋なんですよね。私が配信をしている時は、ずっとモニターの方を向いて話しているのですが、構ってほしさからかものすごく近寄ってきたり。なんならカメラの方を向いて鳴いていることもあるぐらいなんです。「構ってよ〜〜」って(笑)。
ー それは相当可愛い……!
亜子:たまに、構ってもらうのを諦めてベッドの方に逃げてしまうこともあるんですが、そんな時にも、配信を終える際の挨拶として「おやすみなさい、バイバ〜イ」みたいな言葉を聞くや否やパッと駆け寄ってきたり。「やっと終わった〜〜!」みたいな感じで。
ー お話を聞いているだけで、可愛い様子が頭に浮かびます。そもそも、しのぶくんとレグくんをおうちに迎えたのは、いつ頃なのでしょうか?
亜子:おうちに迎えたのは、しのぶの方が早かったんですよ。2017年のことです。今や8歳(2024年10月現在)なので、かなり長い付き合いになりますね。
亜子:レグに関しては、しのぶを迎えてから大体1年ほど経った頃、2017年の末頃です。
ー 今とその頃を比べると、変わった部分も多そうです。
亜子:二匹ともブリーダーの方から買ったのもあって、人慣れしているんです。なので、家にどんな人が来ても、全然嫌がらないんですよ。その点は今もずっと変わらないですね。全然人見知りしないし、みんなと仲良くできる。たまに知り合いのお店へ連れて行くこともあるんですが、道中の音に反応して怖がったりすることはあっても、着いてしまえば全然緊張したり怖がったりしなくて。
ー お散歩をされることもあるんですか?
亜子:やっぱり、私が基本的にインドアな人間だということもあって、散歩に出ることは無いですね。家の中で駆け回ったり、二匹でじゃれ合ったりしている様子を見ると、あまり散歩は必要ないのかなぁと思いつつ。
ー 取材中も、とっても仲が良さそうです。
亜子:先にお迎えしたしのぶ(写真左)は、なんだか “お兄ちゃん気質” があるみたいで、レグ(写真右)が遊んでいると譲っちゃうんですよ。本当は遊びたいはずなのに、「いいよいいよ、レグに譲るよ」って。「そんなの気にしないよ〜」といった感じで、レグはお構いなしに遊びまくっていて(笑)。
ー それもそれで、すっごく可愛い……。
亜子:ただ、おもしろいのが、レグを抱っこしている時のしのぶの表情ったらもう、すごいんですよ。100%の嫉妬心を向けてるんです(笑)。
ー やっぱりそこは、嫉妬の心を隠せないんですね(笑)。さきほどのお話では、しのぶくんもレグくんも、家にお迎えした頃からほとんど変わらないとのことでしたが、亜子さんご自身が変わった部分はありますか?
亜子:暮らしにおいて、猫たちが一番になることもあって、とにかく「猫たちに合わせた生活」になっていますね。猫の腹時計って、かなり正確なんですよ。朝方おなかが空けば、私が起き上がるまで、顔をちょいちょいっと触ってきたりとか。顔を舐め回されることもしばしばです(笑)。
それに、私が一人で出かけた時や、友人とお酒を飲みに行った際なんかは、二匹のことがふと頭によぎったりして。「猫たちに会いたい……一刻も早く帰りたい………」と思うことも、実はたくさんあります(笑)。お酒を飲んで帰ると、必ず嫌な顔をされてしまうんですけどね。
ー なんだか、とっても幸せな悩みだなぁと感じました。特に幸せを感じる瞬間は、どんなタイミングなのでしょうか?
亜子:基本的に、いつも幸せですよ。特にひとつ挙げるとすれば、一緒に寝ている時ですかね。二匹がかなり小さな頃からずっと一緒に寝ているんです。レグはいつも私の脇に挟まっていて、しのぶは毎回私の脚の間で寝ています。ただ、ひとつだけ困っていることもあって……。
ー 困っていること?
亜子:めちゃくちゃに寝違えちゃうんです。はっと目覚めると、レグに枕を盗られていたり。決して踏むまいとしつつ、きっと、寝ながらにして気を遣っているんでしょうね。首をバキバキに寝違えているような日々です(笑)。ただ、そんな時も「しゃあないなぁ……」なんて、いつも思っています。
自分が買った大切な漫画の初回限定盤にコーヒーをこぼされた経験もあったりするのですが、その時も「コーヒーを出しておく自分が悪い」と感じたり。猫たちがのびのび暮らしていてくれたら、それほど幸せなことは無いですね。なるべく長生きしていてほしいなぁと思いますし、私も彼らと長く一緒にいられるよう、あまりお酒を飲みすぎることなく、健康第一で暮らしていきたいです。





